Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

ジョージ・マイケル ~素顔の告白~

2007-01-30 10:47:16 | 映画
ゲイなのにこの映画に触れないわけにはいかないですよね~。観てもいるし。ということで今回は「ジョージ・マイケル ~素顔の告白~」です。この映画はノンフィクションの自伝的映画です。彼の功績やライブ映像、友人達の証言、もちろん本人の言葉、なんかで構成されています。この人デビューで出てきた時は本当にアイドルってかんじでしたね。でも歌は結構うまかった印象です。でも、僕が本当に彼の歌を聴くようになったのは、ソロになってからなんですよね。特に「FAITH]はカッコよかったです。ゲイ好みですよね。このころはまだゲイだとカミングアウトしてなかったのですが、どう観てもゲイテイストだったので「変だなあ」とは思ってました。その後の「Listen without the plesuerdes」はジャジーな編曲や、キレイなメロディで、大好きなアルバムです。その後、いろいろなりましたね。特に公衆トイレでのチカン行為。これを自分でパロディにしてしまうあたりもアメリカらしいですけど。
でも、この映画で一番びっくりしたのは相棒のアンドリューが、禿げて毛がなにんもなかったことです(笑)。あと、現在のジョージがどう観ても今の「西城秀樹」にしか見えないことも、びっくりしました。
彼の音楽が好きで、あなたがゲイならオススメします。

インテリア

2007-01-29 10:35:36 | ゲイ
相方が、マンションを買うことになった。いっしょに暮らすわけでないが、こっちで暮らすことを決めたことは、うれしく思う。そこで、問題になるのがインテリア。ゲイの人ってやはりインテリアにこだわる人が多いのはなぜだろう?かくいう自分もそうなんだが(笑)。結局二人できめたコンセプトは、「ニューヨークのアッパーイーストサイドに暮らす、ポップカルチャー好きの人の部屋、ということになった。そのコンセプトで探していて、思ったのが今のインテリアの流れはほとんどが「シンプルでモダン」なものだった。これではコンセプトに合わないので、そういった家具を探すのが、また大変。
でも、なんだかおもしろい。人の部屋を改造するのって(笑)。

友達

2007-01-27 09:46:50 | ゲイ
ストレートの男や、女友達とどう付き合うのかってゲイにとっては難しいことなんでしょうか?僕はカミングアウトしてないので、当然ストレートとして話をしますが、違和感を覚えたことは1度もありません。そんなやらしい話しかしないということはないので、むしろ僕という「人間」を観てもらっている感じがあるからです。ゲイの友人との話はもちろん隠さなくてもよいからいいのですが、こっちの方がむしろ照れくさくなってしまいます。なんか変ですよね。それって。あまりにストレートとして生活している時間がながいからでしょうか。
時々疑問に思います。

こんなことって他の人にもあるんでしょうか・・・・

スキャナーダークリー

2007-01-26 11:21:47 | 映画
今回は今公開中の「スキャナーダークリー」です。なぜこの映画を選んだのか?これ、とても気になっていたのですが、他にも見たい映画があり迷っていました。でも、「これ、早く終わってしまうかも」と思いこの映画を観にいくことにしました。レイトショーだったのですが、なんと観客は4人!「絶対、早く終わる」と思いました(笑)。僕は原作のフィリップ・K・ディックの小説を読むのが好きで、読んでいましたが、この映画まさに彼の小説を読み終わった後のような後味でした。これまで彼の映画はいろいろ映画化されてきました。「ブレードランナー」「マイノリティレポート」「トータルリコール」などなど。でもどれも大作で面白いのですが、原作のイメージとは少し違うことが多かったように思います。でも、この「スキャナーダークリー」は違いました。まず、実写をCGによってアニメーションのように加工していることで、何か独特の世界観が出たように思います。
内容は、今とそう変らない7年後の未来、「物質D]と呼ばれ脳の中枢を侵すドラッグがはびこる世界。それを追う捜査官とドラッグ仲間達との関係、背後にある陰謀。そんなに規模が大きな映画ではなく、こじんまりしているのと、彼の小説のとおり「ちょっとイライラする登場人物」が満載でした。
彼の小説のフアンであれば、観て損は無いと思います。
でも、好き嫌いがはっきり別れる映画ですよ(笑)。

ラッキーナンバー7(ネタバレ注意)

2007-01-23 09:55:55 | 映画
やっと、映画を観にいくことができました。で、選んだのは「ラッキーナンバー7」という映画。「ディパーデット」も気になったのですが、以前からこっちの映画に非常に興味を持っていたので、こっちを観にいくことにしました。俳優人の豪華さと監督(ホワイトライズの監督で、ジョシュ・ハートネットとも再びコンビを組みます)。の技量がうまくあっていて、おしゃれでどこかとぼけた感じですが、内容は結構重く、楽しめる映画でした。内容は・・・・
ここからはネタがばれるので、まだ観てない方は読まないでください。




ジョシュ・ハートネット演じる「スレヴン」は不運続き、人違いされて殺人を強要されてしまいます。そこに、ブルース。ウイリス扮するプロの殺し屋が現れ、どうやらこの人物によって仕組まれたことらしいのですが・・・。


と表面上はこんなかんじで進むのですが、ことの発端は20年前の競馬賭博が原因。「スレヴン」こと「ヘンリー」少年の両親はこの賭博に巻き込まれ、殺されてしまいます。このとき少年も殺されるはずだったんですが、ブルースウイリスの殺し屋がどうしても殺せず、助けることからこの賭博の親である、二人のギャングのボスに復習をするという映画なんです。で、この展開、僕は途中で気が付いてしまいました。このヘンリー少年があまりにもジョシュ。ハートネットに似ているのと、少年が撃たれる場面が無いこと、その時の殺し屋の顔が画面に映らないこと、いろいろ考えながら観ていくとこの結論に達します。答えあわせの場面で「やっぱそうじゃん!」と一人でにやけてました。
ゲイの視点では、前半のほとんどを上半身裸でタオル1枚ののジョシュ・ハートネットを楽しめますよ。でもブラックダリアの時ほど鍛えていません。(あの時はボクサーの役だったからかもしれません)

なかなか楽しめる映画です。オススメします。

ジャーヘッド

2007-01-20 09:07:26 | 映画
おもしろそうな映画が公開されてきています。でも、暇がなくなかなか観にいけていません。来週はなんとかいきたいです。
で、今回も2006年の映画「ジャーヘッド」です。これはイラク戦争を題材にしたえいがです。主演はブロークバックマウンテンのジェイクギレンホール。軽い気持ちから軍隊に入って、なんともなしに戦地へ赴き、様々な葛藤、矛盾を経験して後に残ったものは・・・。という戦争を批判した映画です。戦地に行った兵士達の視線で描かれているので、感情移入もしやすいし。派手な先頭の場面はありませんが(実際この兵士は一人も殺さずに、帰ることになります)石油に火がついて炎の中の映像は迫るものがあります。
ゲイの見方をすれば、やはり肉体でしょう(笑)。兵士達しか出てきませんからね。ジェイクギレンホールの全裸も(後ろ姿ですが)堪能できます。この画像の通り、彼もかなり鍛えています。そういう意味でもかなり楽しめる映画です。

前世

2007-01-16 11:12:28 | ゲイ
こないだ、テレビを観ていたら「オーラの泉」がやっていました。いろいろおもしろかったんですが、そこで疑問「僕の前世は、女性なのかゲイの男性だったのか?」
前世の人物がどのように過去をすごしてきたかとか、その人ができなかった思いとか、好きな場所などが、現世での行動に大きく影響しているようなのです。と、いうことは?僕がどちらかというと日本人より、外国の人の裸に興味があるのもそのせいなんですかね?つきあっているのは日本人ですがテレビなどを観ていて、カッコイイなあと思うのは、外国人の方が多いんです。変ですよね。相方はスピードスケートの加藤君がかわいいと言っていますが、僕もまぁそう思うこともありますが、やっぱり外国人(西洋人)に惹かれますね(笑)。
これを考えると、前世の仕事はわかりませんが、西洋の女性か西洋人でゲイの男性の可能性が高いかも、と勝手に思っています。もし日本人だとしても、そうとう西洋にかぶれていた人物ではないかと思います。
この画像のような人がもし、目の前にいたらどうしようと思ってしまいます(笑)。
想像するのも楽しいですね。

エミリーローズ

2007-01-13 10:32:43 | 映画
今回は2006年に観た映画の中から、「エミリーローズ」です。この映画、どうやら実話を元にしているらしいのです。主人公のエミリーがどんどんっ精神を病んでいき、ついには死にいたるのです。その理由が「悪魔にとりつかれた」ということ。神父が殺人ほう助の疑いで裁判になります。その弁護士の目を通して物語りは進んでいきます。エクソシストもこの手の映画ですが、あっちは首が回ったりとオカルトの要素が強いのですが、こっちは生身の演技がものすごいんです。僕はこの「エミリー」を演じたジェニファー・カーペンターの演技に対してアカデミー賞を与えたいくらいでした。とにかくすごいんですよ。どうしてノミネートされなかったのか不思議です(笑)。芸術性の高い映画やストーリー性がとてもある映画ではないですが、彼女の演技はほんとうにすごいんです。
エミリーを見るだけでも価値がある映画です。
ぜひ、観てください。

2006年に観た映画パートⅢ

2007-01-10 09:29:03 | 映画
今回も2006年に観た映画のお話。部門別に決めていこうと思います。
まず、ホラー部門。去年も結構のホラー映画を観ました。その中でよかったのは「ディセント」です。これはいい意味で期待を裏切られた作品でした。そして、結構怖かったです。あと映像できれいだと思ったのは「サイレントヒル」ですね。今年はどんなホラーが登場するのか楽しみです。
クリミナル部門では「ブラックダリア」ですね。これも久々にデ・パルマらしい作品でした。ジョシュハートネットがカッコよかったのも印象的でした。
ドラマ部門では、「記憶の棘」「Goodnight and good luck」「ナイロビの蜂」が特に強い印象があります。脚本がいいせいだと思います。
SF部門では、XMENと言いたいところですが、「スーパーマン」にしました。これはゲイとしても正統派のカッコよさを評価しました。ヒュージャックマンの野性的な魅力もゲイにとっては引かれるところですが(笑)。
感動した作品は「トンマッコルヘようこそ」です。これは韓国映画ですが、よくでてきた作品でした。韓国でなければできない映画だと思います。

では、ワーストは・・・「日本沈没」です。日本映画だからというわけではないのですが、俳優の演技の下手さかげんと、特撮はキレイなのに話がまとまっていなかったりと、惜しいところがいっぱいだったので。ちなみに「スケバン刑事」はここにも入らないくらいの作品でした(笑)。

2007年もたくさん映画が観れることを期待して・・・。

2006年に観た映画(パート2)

2007-01-08 10:25:53 | Weblog
全体を観てみると、以外に少ないような気がします。というのも去年公開された洋画が324本なので、邦画もあわせると10分の1程度なんですよね。まあ、仕事もしながらなので、これが限界でしょう(笑)。

さて、一番よかったのは・・・やはり「ブロークバックマウンテン」ですかね。これはゲイとしても2006年の公開された映画の中では絶対はずせません。主演の二人も良かったのですが、なんといっても奥さん役のミシェル・ウイリアムズがうまかったです。旦那の浮気相手が男で、しかも抱き合ってキスするところも観てしまって、その後の表情のうまさはすごいと感心しました。
2006年はゲイを扱った映画が多かったというのも、印象的でした。惜しくも第2位(僕のなかでは)だったのは「キンキーブーツ」です。これもドラアッグクイーンのブーツを作って会社を立て直した、イギリスの靴屋のお話でした。これは映画として非常に面白かった作品です。この他にも「トランスアメリカ」「ジョージマイケル」などもゲイやトランスシャクシャルを扱った映画でした。
第3位は「僕の大事なコレクション」です。これは話の深さに感動しました。何気なく観にいった作品だっだのに、ぐいぐい引き込まれました。決して派手な映画ではないのに、心に残りました。
全体としては、こんな感じです。
次回は、部門ごとにいい作品を決めたいと思います。