Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

かもめ食堂

2007-09-21 14:57:43 | 映画
今回は、劇場公開を見逃した作品「かもめ食堂」について。公開当時に話題になってので、ご存知の方も多いと思います。僕も観たかったのですが、どうしてもいけずにいたんですよ。そしたら、こないだやってました。ケーブルで。ケーブルって便利ですよね(笑)。けっこう見逃した小劇場系の映画をやってくれます。で、内容は北欧のフィンランドでおにぎりやとんかつなどの日本食のレストランを経営している女性と、日本人観光客の女性二人。地元の人々。これらがゆったりとした風景の中で少しずつからんでいく、ちょっとファンタジーな映画でした。もっとコメディっぽいのかと思ってましたが、「くすっ」とわらわせる演出がなかなかよかったですよ。出てくるご飯もとてもおいしそうでした。でも、やっぱり劇場でみるほどの映画ではないというのが、感想です。DVDで十分その世界を堪能できます。
同じスタッフで今度公開される「めがね」という作品は、どうもいまひとつのようです。(僕はまだみてませんが)

ゲイナイト(地元!)

2007-09-17 08:33:38 | Weblog
今回は昨日(といっても帰ってきたのは、今朝の3時半)おこなわれたゲイナイトのお話。日本で行くのはアゲハについで2度目。結局踊って騒いで帰ってくるので、どこでも同じんですが。でも今回は自分の相方と、その友達。俺の友達(英会話の先生)と人数が多かったんですよ。とても楽しかった~。昔のディスコに行っていた時代を、思い出して踊ってました(笑)。平均年齢もそんなに低くなかったので、ついていくこともできてよかったです。あと、相方の友達とけっこう話ができたことも、とっても良かったです。自分の友達も紹介できたし。みんなで長いことラウンジでバカな話をずっとしてました。
ここで、テニス大会との「ゲイ比較講座」を(笑)。クラブにくるゲイは太っていない!という結論が(笑)。中には例外もあるけどテニスの時に見たような、短髪、ガチムチ、ぽっちゃり、はほとんどいませんでした。分布図が変るってことですね。おもしろい(笑)!スリムで筋肉自慢がクラブには多い傾向がありました。なんでだろ?太ったひとは踊るのがあんまり得意じゃないのか?
これって、「比較人類学」なのかも(笑)。

デスプルーフ

2007-09-12 15:20:23 | Weblog
このごろ映画を観にいっていなかったので、映像に飢えていたんですが、ついに観にいってきました。タランティーノの最新作「デスプルーフ・イン・グラインドハウス」。これアメリカではロバートロドリゲスのプラネットテラーとなんちゃんて二本立てで公開されていたようです。なんちゃってというは、映画と映画の間に偽の予告編とかをいれていたからなんです。でも、日本ではディレクターカットとして1本ずつアメリカ版より長い時間で公開しています。アメリカの最新映画情報の時から見たかった作品だったんですよ。グラインドハウスっていうのはアメリカの田舎とかで、1970年代に安い映画を2本立てくらいでやっていた劇場のことをいうようです。エロ・グロ・ホラーと低予算で作られた映画達に魅せられて育ったタランティーノが作ったのですから、細部にわたって忠実に再現されています。
この映画1本の中でも第1部と第2部的にわかれています。第1部はほんとに当時の映像のように、画質も悪く、編集も悪く、音もとぎれたりして昔の映画を観ているみたいです。妙にエロイ女の子がたくさん出てきて、第1部には最近気になっている女優さんのヴァネッサフェルリトが出ています。この人、「24・シーズン3」でジャックの潜入捜査時代の彼女を演じています。あと「CSI・NY」でも捜査員を演じている、色っぽい女優さんです。ジーナガーションのようなラテン系の、僕好みのいやらしい感じの人です。主人公というか、殺人鬼を演じているのが、カートラッセルなんです。これもはまり役。車で狙った女の子達を殺していくんですよ。第1部では、女の子達が全員無残に殺されてしまいますが・・・。
第2部は、初めモノクロからはじまり急にカラーとなります(笑)。ここからは画質をいじることはないのですが、カーアクションがものすごい!しかもスタントの女性がすごい技を披露してくれます。CGはなく全てが本物で迫力も半端ではありません。結局、第2部の女の子達がカートラッセルを殺してしまうのですが、これもものすごい!狙った相手が悪かったということですが(笑)。
とにかく、ばかばかしいけどエロとグロとアクションがすきな方はぜひ観てください。
プラネットテラーも楽しみです!

ラストサマー(ネタバレ注意)

2007-09-03 10:04:31 | 映画
今回は、1997年の映画ラストサマーについて。これ2006年にパート3が公開されていたんですね。僕はちっともしりませんでした(笑)。あんまり話題にものぼらなかったのかもしれません。で、今回はそのパート1のお話。
この映画、ホラー映画なんですがそこまで怖くないんですよ。しかもファイナルデスティネーションみたいなドキドキすることも少ないし。じゃあ何が楽しいかというと、男の子(笑)なんですよ。アメリカの田舎の漁師町が舞台なので都会的ではないのですが、タンクトップ姿で登場することが多いんですよ(笑)、そして僕の好きなライアンフィリップのシャワーシーンや上半身裸の姿も多く、ゲイにはお楽しみが多い映画なんです。で、内容はというと、よくある若者青春ホラーの系統をしっかりふんでいておもしろいのですが、最近ケーブルなどでもやっていて観るのですが、なんかいみてもイマひとつ犯人がだれだったのかはっきり思い出せない映画なんですよ(笑)。たしか交通事故で死んだ娘の彼氏(この人が娘を事故にあわせた人だった)を自殺にみせかけて殺してたお父さんを、あの主人公達が車ではねて、主人公達は娘の彼氏を殺したと間違って解釈していくから、なんだか話がごちゃごちゃしているんだと思います。おもしろいシーンもあって、主人公の女の子が車のトランクをあけると、蟹がたくさん入っていてその中に友人の死体を発見するんです。そして、その女の子が悲鳴をあげて車から逃げて、友人達の所に助けを求めるのですが、もどってみると蟹も死体もなくなっているという場面。これ、そのときの犯人の行動を考えると、おかしくておかして。蟹を全部だして、死体も片付けて(笑)。蟹がたくさん入っていたら、きっと臭いだろうにとか、いろいろ思ってみていました。
きれいな男の子のいい体もみれるし、女の子もかわいいので、そういう意味でもおもしろい作品です。