今回は今公開している映画「運命のボタン」について。
これ予告編を観た時から、観たかった作品です。
内容を少しだけ・・
NASAに勤めているアーサー(ジェームズ・マースデン)と学校で文学を教えている妻のノーマ(キャメロン・ディアス)。一人息子も元気に育っていて、つつましくも幸せに暮らしていたのですが、ノーマの学校から子供に対する手当ての支給を打ち切るとの通告。それに、夫が宇宙飛行士の試験に落ち、夫婦にはちょっとした問題がおきます。そこへ、顔の半分が無い(事故によって)不思議な男が、謎の箱を持って、現れます。「この箱についているボタンを押すと、100万ドルがタダでもらえます。でも、あなた達の知らないところで、知らない人が一人死ぬことになる。」と告げるのです。夫婦は当然葛藤することになります。今の家計は余裕があるとは、いえません。でも、誰かが死ぬのも嫌です。
この夫婦はどちらを選ぶのか?そして、その後に待っている運命は・・・
これ、あんま内容を知って見ないほうが断然良いです(笑)。だから、内容はここまで。
なかなかもおもしろかったですよ。でも、DVDで観ても良いかもしれません(笑)。1970年代のファッションやインテリアも良いし、「人間っていう生き物」についても考えさせられる内容です。派手なアクションや、演出は少ないのですが、迫ってくる「何か」はあります。
ここからはネタバレになりますので、ご覧になってない方は読まないでくださいね。
でね、結局ボタンをおしてしまうわけ(笑)。
ここから、悲劇が始まっていくんです。このボタンは「人間という存在を試す」機械だったのです。この顔が半分無い男は、宇宙人が操作している男(主人公がNASAで働いていることも納得)、人間を将来起こる絶滅から救う価値があるかを試していたんです。キャメロンディアスがボタンを押したその瞬間、別の夫婦(ボタンを押してしまった)に「自分の子供を救いたければ、妻を殺せ」とあの男が銃を渡し、結局妻を撃ち殺してしまいます。これで「知らないところで、誰かが死ぬ」ことになるというわけ。でもね、途中で「あっ、ひょっとして助かるのかな」なんて思わせる場面もあるのですが、最後は妻を殺してしまうしか息子を救う手がなくなってしまいます。で、おもしろいのが、ボタンを押すのがたいてい「妻」ということ。いざとなると決断するのは女性ってことでしょうか(笑)。
人間も所詮動物。その遺伝子は利己的だということ。でも、人間は他の動物に無い「創造する、想像する、脳」を持っています。
この「脳」に期待して、少しでも、自分のためだけではないことをしていきたいと考えさせられました。
結構、深い映画ですよ(笑)。
これ予告編を観た時から、観たかった作品です。
内容を少しだけ・・
NASAに勤めているアーサー(ジェームズ・マースデン)と学校で文学を教えている妻のノーマ(キャメロン・ディアス)。一人息子も元気に育っていて、つつましくも幸せに暮らしていたのですが、ノーマの学校から子供に対する手当ての支給を打ち切るとの通告。それに、夫が宇宙飛行士の試験に落ち、夫婦にはちょっとした問題がおきます。そこへ、顔の半分が無い(事故によって)不思議な男が、謎の箱を持って、現れます。「この箱についているボタンを押すと、100万ドルがタダでもらえます。でも、あなた達の知らないところで、知らない人が一人死ぬことになる。」と告げるのです。夫婦は当然葛藤することになります。今の家計は余裕があるとは、いえません。でも、誰かが死ぬのも嫌です。
この夫婦はどちらを選ぶのか?そして、その後に待っている運命は・・・
これ、あんま内容を知って見ないほうが断然良いです(笑)。だから、内容はここまで。
なかなかもおもしろかったですよ。でも、DVDで観ても良いかもしれません(笑)。1970年代のファッションやインテリアも良いし、「人間っていう生き物」についても考えさせられる内容です。派手なアクションや、演出は少ないのですが、迫ってくる「何か」はあります。
ここからはネタバレになりますので、ご覧になってない方は読まないでくださいね。
でね、結局ボタンをおしてしまうわけ(笑)。
ここから、悲劇が始まっていくんです。このボタンは「人間という存在を試す」機械だったのです。この顔が半分無い男は、宇宙人が操作している男(主人公がNASAで働いていることも納得)、人間を将来起こる絶滅から救う価値があるかを試していたんです。キャメロンディアスがボタンを押したその瞬間、別の夫婦(ボタンを押してしまった)に「自分の子供を救いたければ、妻を殺せ」とあの男が銃を渡し、結局妻を撃ち殺してしまいます。これで「知らないところで、誰かが死ぬ」ことになるというわけ。でもね、途中で「あっ、ひょっとして助かるのかな」なんて思わせる場面もあるのですが、最後は妻を殺してしまうしか息子を救う手がなくなってしまいます。で、おもしろいのが、ボタンを押すのがたいてい「妻」ということ。いざとなると決断するのは女性ってことでしょうか(笑)。
人間も所詮動物。その遺伝子は利己的だということ。でも、人間は他の動物に無い「創造する、想像する、脳」を持っています。
この「脳」に期待して、少しでも、自分のためだけではないことをしていきたいと考えさせられました。
結構、深い映画ですよ(笑)。