Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

Last Holiday

2006-07-31 12:19:09 | 映画
今日も日本では未公開な映画のお話です。これは飛行機の中で観てきたのですが、なかなかおもしろかった映画です。主人公はクイーン・ラティーファで、恋人役にはLL・クール・Jというブラックムービーです。アメリカには必ず黒人の方たちが主役の映画が必ず公開されることを聞きました。それは、白人社会で生きている(差別がなくなったとはいえ、まだまだあるようです)黒人の方達のためだそうです。そう考えると白人が主役の映画が非常に多いことに気がつきます。そんなブラックムービーなのですが、日本人が観てもほほえましく、たくさんの笑いもあり、感動すらする映画です。少し、内容を説明すると、料理が大好きな女性(クイーン・ラティーファ)がめまいを感じて病院にいきます。そして、脳に腫瘍があり余命が3週間と診断されます。今まで地味に過ごしてきた自分の人生をふりかえり、超豪華な休日を過ごすために、ヨーロッパへ旅に出ます。そこで、とても親切な黒人政治家が悪徳企業にだまされることを知るのですが・・・。
これはコメディだし、ある種のファンタジーです。シンデレラストーリーでもあるのですが、わかっていてもなんだか楽しくなるこの映画。日本ではDVDのみの発売かもしれませんが、こういった映画がお好きな方にはオススメです。
それにしてもLL・クール・Jって映画に出るとなんだかわいくなりますよね。ラップを歌っている時はほんとうにクールですが、映画だとなんともかわいい表情をしますね。あの体格とあどけない表情にドキッとすることがあります(笑)。

another Gay Movie

2006-07-30 10:21:20 | 映画
今日は、これからアメリカで公開される映画についてのお話。僕はいつもアメリカで公開される映画をチェックしてしるんですが、日本で公開されない映画の多いこと!けっこう面白そうなものもあるんですがね。日本で有名な俳優さんや、監督でないと公開されないこともたくさんあるみたいです。今週公開予定の映画で、その名も「another Gay Movie」まさにゲイの映画です。内容は大学に進む前にゲイバージンを捨てたい男の子4人組のコメディーらしいです。こういうティーン映画では「アメリカンパイ」をはじめ、女の子と男の子の話がほとんどだったんですが、これはゲイの4人組が主人公なんですよ。時代が変ったんでしょうかね。たぶん内容は想像するとおりだと思いますが(当然SEXシーンもありです、これは楽しみ!)、日本では公開されない可能性が高いですね。アメリカで話題になればこっちにも入ってくるかもしれません。また、この写真だけでは男の子がかっこいいかどうかよくわからないですが、かっこよければ(日本人にもうければ)大丈夫かも。とにかく観てみたい映画です。
ゲイの僕達で盛り上がれば、いけるかな?

シャンプー台のむこうに

2006-07-29 10:28:25 | 映画
今日の映画は僕が気に入っている映画の一つ「シャンプー台のむこうに」のお話です。これは2000年(定かではないです)のイギリス映画ですが、僕は大好きな映画です。少しだけ内容を言うと、イギリスの小さな田舎町にかつてヘアドレッサーの大会で何度も優勝した男が、ちいさななサロンを経営しています。その男には息子と離婚した奥さんがいるのですが、息子は自分も美容師となり店を手伝っています。いっぽう奥さんも美容師でかつては二人で大会にも出て、優勝したのですがある理由から(これは残念ながらいえません。ぜひご覧になってください)夫のもとを離れ、すぐ近くに別なサロンを開いています。そんな街に、町長が町おこしのため、ヘアドレッサー大会をこの街で行うこととするのです。別れた奥さんにはどうしてもその大会に出たい理由があって、もと夫を説得して出ようとするのですが・・・。
これすっごくいい映画です。特にヘアドレッサーの大会の様子や、ライバルなどコメディの要素も十分あり、それでいて最後は感動するんですよ!いつ観ても泣けるのは、あるおばあちゃんを大会のモデルにするシーン。そのおばあちゃんにも映画の中でサイドストーリーがあって、それをわかっているとまたよけいに泣けてくrんですよ。こういう映画はイギリスがうまいと思いますね。日本もこういうタイプの映画を撮ればいいのに、と思ってしまいます。
DVDになっていますので、ぜひご覧になってください!

パイレーツオブカリビアン2

2006-07-28 09:50:08 | 映画
一昨日に観た映画のもう一つは「パイレーツオブカリビアン2」です。この映画3年ぶりくらいに続編が公開されましたが、今度は「3」と続きものだったからびっくりです。たぶん来年くらいに「3」は公開されるのでしょうが、この「2」を見る前にぜひ、「1」をもう1度見たほうが良いというのが、率直な感想です。僕は半分くらい忘れていたんですよ。後になって、「あ~この人達1にも出てた!」なんて思いだしたりして。おおまかなあらすじはわかっていても、登場人物まで覚えてなかったから「1をもう1回観ておけばよかった」と後悔しました。冒険活劇ですから、「あ~この後どうなる?」ってところで、終わります。内容はあえて言わないですが、ものすごくおもしろかったとは言えないです。でも、夏休みに何も亜考えず楽しむという意味では、いいかもしれません。続きが非常に気になるようにできています(笑)。けっこう俳優が豪華で前回も悪役をジェフリーラッシュが演じていて(今回もおいしい登場の仕方をします)感心しましたが、今回も顔が「タコ」になっている伝説の悪党デビィジョーンズをイギリスの俳優ビル・ナイが演じています。この人いろんな映画で独特の癖のある役をやっています。「ラブアクチュアリー」のロックミュージシャンや、「アンダーワールド」の吸血鬼のボス、僕の大好きな映画「シャンプー台の向こうに」でも。、ずるい美容師を演じている俳優です。この人今回顔がタコでも目や表情からすぐ「あっあの人だ」とわかりました。
何も考えず、楽しむ見るために、まず、「1」を復習しましょう!

日本沈没

2006-07-27 11:11:30 | 映画
昨日はなんと、映画を2本、はしご観してきました。そのうちの1本はこの「日本沈没」です。1973年に一度映画化されていますが今回はそのリメイクです。といっても状況は全然違いますが。ご覧になってもらうとわかるのですが、たしかにCGやミニチュアでの日本が沈没していく様は迫力がありますし、観ていて面白いのですが、どうもテンポがよくないように感じました。せっかくSFXがキレイでいいのに、ドラマの中でうまくいかしきれていないように思いました。冒頭のシーンは迫力があって、カッコイイのですが、だんだんテンションが下がるというか・・・。人間のドラマを描くのであれば「ディープインパクト」のように見せていけばいいのにと思ってしまいました。日本が1年以内に沈没するといっているのに、函館の金森倉庫にあんなに観光客がいるのもどうかと思ったし(笑)、その後大津波にのまれたりして。
僕はハリウッドの映画に慣れすぎているので、こういった感想を持っているのかもしれませんが、あの特撮の迫力はハリウッドに負けてないと思う分だけ、よけいにもったいないと思ってしまいました。編集が今ひとつなのかなあ。ストーリーのもっていきかたが説得力にかける感じです。うーん、もったいない!
今、劇場で公開しています。ご覧になってみてください。
もう1本の感想はまた次回。

ファイヤーウォール

2006-07-25 09:48:39 | 映画
結構飛行機の中で映画を観てきていることに、これを書きながら気がつきました。あとまだ、2本くらいみているので、そのお話もしていこうと思っています。
さて、ハリソン・フォード主演の「ファイヤーウォール」を観ました。これも劇場公開の時は観るつもりなかったのですが、少し気になっていたから「ラッキー!」と思いながら観ました。ご覧になった方も多いかと思いますが、ここで少し内容を・・。大手銀行のコンピューターセキュリティーのプロであるハリソンの妻と子供を誘拐し、絶対入り込めない銀行のセキュリティーの中に入りこませ、金を奪おうとする犯人達とハリソンとの戦いがこの話の筋です。これ以上でも、これ以下でもありません。けっこう簡単に入り込めちゃう(まあ、それを作った人だからできて当然かもですか)し、ちょっと犯人グループもお間抜けなところもあるしで、感想は「劇場で観なくてよかった」というものでした。でもそんな映画でもきらりと光るものが!それは「24」シリーズでコンピューターのプロであるクロエを演じている女優さんが、出ていたことでした。「24」ではみんなが緊迫している中、とぼけたことを言ったり、おかしな言動をするから「この人面白いなあ」と思っていたのですが、その女優さんが秘書の役ででてきます。けっこう活躍するので、クロエファンの方は観ると楽しめます。この女優さん、けして美人ではありませんが、映画にも出るくらいですから、今、アメリカでも人気が出ているのでしょうね。

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

2006-07-24 16:44:22 | 映画
この映画も飛行機の中で観たものの一つです。DVDが発売になっているようです。公開当時に話題になったのでしょうか?僕の住んでいる地域では公開されていないように思います。ただ、映画情報番組では取り上げられていたことがあったのを思い出しましたが。これはあのトミー・リー・ジョーンズが監督と主演をこなしている映画です。内容はちょっと切なくて、悲しいお話(ちょっとはっきりしないのですが)です。メキシコとアメリカとの国境である一人のカウボーイの男(メルキアデス・エストラーダ)が殺害されます。この男はトミー・リー・ジョーンズ扮するカウボーイの息子のようなもので大変ショックをうけます。警察は真剣に捜査しない(メキシコ人の不法侵入が多いため)ことに腹を立て、あるつてを使って犯人を見つけ拘束します。こうしてメルキアデスの死体をメキシコまで、その犯人を脅しながら旅に出るといったものです。乾いた色調の映画で、メキシコ人たちのアメリカに対する思いや、お互いを利用しようというあざとさなどが出ている映画だと思いました。が、「えっ!これで終わり?」という感じで映画が終わるのです。詳しくは言いませんがなんだか中途半端に終わってしまうのです。これ、たしかカンヌ映画祭にも出した作品と言われていますが、批評家達はどう判断したのか聞いてみたいです。雰囲気はあるし、なんとなくおしゃれ(インディペンデントな)な感じもしますが、内容は・・・。トミー・リー・ジョーンズは本当にこういうタイプの映画を撮りたかったのだろうかと思ってしまいます。同じインディペンデントであれば、「僕の大事なコレクション」の方がいい内容だと思います。
もし、「レンタル無料!」なんて時に、他に見ようと思っているものが無くて、たまたま見つけたのであれば、ご覧になってみてください。

タイフーン

2006-07-23 08:54:04 | 映画
この1週間全く映画を観なかったわけではなく、飛行機の中で映画を観てきました。日本で公開したときには観るつもりがなかったのですが、たまたまやっていた映画を何本か観てきました。その中の1本「タイフーン」です。これは「韓国映画」です。僕はあんまり韓国映画が好きではないのですが、やはり日本にはない「南北の問題」「軍隊」などの映画だとリアリティがある気がして映画として気になっていたので、観てしまいました。内容は脱北してきた家族が南に受け入れられずに北に強制送還され、その途中で家族の両親を含むほとんどが殺され、生き残った姉弟のうち海賊となった弟が、20年の年月を経て北と南両方に復讐するという内容です。それを阻止する韓国諜報部員と戦いも見所になっていました。いつも思うのですが、この北と南の問題ってすごいものがありますよね。不覚にも20年ぶりに姉と弟が再会するところで涙が出てしまいました。あんなに過酷な思いをして生きてきた二人のことを考えると自然と泣けてしまいました。と、ここら辺まではいいなあと思っていたのですが、最後の台風を利用したテロを防ぐための攻防や、ラストなどはちょっとふにおちない部分もあって、最後がいまいちでした。
ゲイ的な見方で言えば、主演のチャン・ドンゴンはどうしても「あなたのことが~」のイメージがあって笑ってしまうところもありますが、諜報部員役のイ・ジョンジェという俳優さんがなかなかカッコよかったです。体もキレイだし(冒頭にみごとな上半身を披露しています)、顔はややイモっぽいのですが精悍だし、いいですよ。でも韓国の俳優って日本の俳優より、体がいいのはなぜですかね。そうとう鍛えていると思うのですが。なぜ、そこまでやるのかちょっとわかりません。
この映画はわざわざ映画館に行くまででもないですが、偶然でも見る機会があったら見てみてください。

残念ながら・・・(ハワイ報告1)

2006-07-22 08:42:11 | 映画
昨日、ようやく帰って参りました。今回はなんとお休みが1日だけだったので、あのブログを書いた日のみ自由時間がありました。そして、一番楽しみにしていた映画を観ることができなかったんですよ。あ~残念!昔はワイキキのビーチ周辺にも映画館があったのですが、今は、ショッピングができる施設へと変っていて、少し郊外に行かないと大きなシネマコンプレックスがないのも、いけなかった理由でもあります。日本で公開するのをまちたいと思います。

で、今日は街で見かけたセクシーな男の子の話題。ハワイは皆さんご存知のようにとても暑いですよね。しかもビーチがホテルのすぐそこなので、みんな短パンや、カーゴパンツ、海パンなんかでブラブラ歩いているのですが、上半身は裸で、下はカーゴパンツそしてデイパックをしょっているガタイのいい男の子がたくさんいました。これは日本で、しかも街中で見ることはできないですよね。しかもみんな、サングラスしてほんとカッコ良く見えるんですよ(中にはそうでない人もいますが)。こういう姿を仕事の合間にみていることが今回の旅では多かったですよ。今度はまたプライベートで行きたいですよ。僕の相方も仕事が忙しくいっしょに行ったことがないから、ぜひ行ってみたいですよ。

ハワイの報告は、まだ続きます!

ハワイのゲイナイトクラブ

2006-07-19 11:16:15 | Weblog
こんにちは。今ハワイからこのブログを書いています。今日は仕事がオフだったので、さっきまでボディボードやってました。以前にもハワイでやったことがあったのですがどうしても日本ではやる気になれず、今回また挑戦してきました。久しぶりでしたが、波に乗る快感は最高ですね。ハワイの青い空と海で行うことに意義がありますよね!
で、ゲイのナイトクラブにもいってきました。おもしろかったですよ。ゴーゴーボーイのがたいのいいこと!日本人であそこまで背が高くて筋肉質な人ってそんなにいないけど、やはり白人です!いるんですね~。チップなんかもあげて体に触らせてもらったりして(初体験です)。ちょっと興奮しました。
残念ながらゴーゴーボーイの写真はないけど、日本に帰ったら写真をアップしたいと思います。
あと2日、ビーチで目の保養をしてきます。