今回は映画「コンテイジョン」について。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/64/ed82f257d4739b507a3e8a130aa0c507.jpg)
これ、見逃していたのですがDVDで観る機会があったので、観てみました(笑)。公開している時から、監督はソダーバーグだし、キャストも豪華だし、興味はありました(笑)。
ここで内容を・・・
ミッチ(マット・デイモン)の妻・ベス(グウィネス・パルトロー)は、香港への出張後にシカゴで元恋人と密会していたが、せきと熱の症状が出始める。同じころ香港、ロンドン、東京で似たような症状で亡くなる人が続出。フリージャーナリストのアラン(ジュード・ロウ)は、伝染病ではないかと考え始め……。
と書いてあります(笑)。
この手の映画だと「アウトブレイク」を思い出しますが、ソダーバーグというところから、単なるパニック映画とは違って様々な人たちの立場やそれにともなう葛藤、正義とは何か、なんかをいろいろ描いている作品だと思いました。でも、その分だけ、迫力とか、ハラハラ感とか、派手な映画的演出があまりないのです。ここが好きになれるかどうかが、この映画をおもしろいととるか、つまらなくて長いととるかにわかれると思います。
僕は、DVDで、しかも酒を飲みながら見ていたので、けっこう楽しんでみることができました。でも、劇場で観ていたら、どうでしょうかね。雰囲気でいったらソダーバーグの「トラフィック」みたいな感じ(笑)。ソダーバーグの作品は結構みていますが、誰が見ても面白いって思う作品もあるし、好きな人だけ好きみたいな作品もあるし(笑)。そこが良いところなんだと思います。
今回の映画でもいくつかのエピソードが重なっていくのですが、その中でもジュードロウの話がなかなか面白くて好きでした(笑)。市民みんなの味方のような感じで、「真実を隠している政府に対して、それを暴いてやる」と意気込んていましたが、結局そうではなかったことが映画の中であきらかになってくるあたり、「こういう人いるんだよねぇ」と思わせる演出がうまいです。
あと、僕の好きな女優さんのマリオンコティヤールのエピソードも切実で、しかも政府の汚さを感じてしまうところなんかも好きでした。
興味がある方のみ、おすすめしますが、長くて退屈そうと感じる方には、あまりおススメできません(笑)。
ここからは、ネタバレです。ご覧になっていない方は読まないでくださいね。
で、このウイルスがどこから来たのかが、気になりますよね。そして、どうしてベスが感染したのかも。
このベスの会社が香港の土地で新しく工場を建設することとなり、そこで森林を伐採したことで、コウモリがもっていたウイルスが養豚農家に入り、そのウイルスに感染した子豚の調理をしたシェフが、「手を洗わず」にベスと握手をしたところで感染が広がっていくんですよ(笑)。これがラストになって明らかになります。途中でウイルスの特徴が「コウモリと豚のウイルス、二つの特徴を持つ」ということがわかるのですが、「こういうことだったのかぁ」と最後で見せてくれます(笑)。
手洗いは大事だと、この映画は最後で言っているような気がして、「こんなに長く見せておいて、手洗い励行の映画だったのか」とちょっと笑ってしまいました。
でも、人間模様が面白くて、自分の家族に先にワクチンを接種させようとする役人や、香港の田舎町で感染が広がり、自分たちのところにワクチンが来ないことを知った住人達が、政府の役人を誘拐してまで、ワクチンを手に入れようとする話や、「この症状にはこれが効果がある」とあるジャーナリストが言って、それが飛ぶように売れるのですが、そのジャーナリストと企業が手をくんでいて、全く効果がないものなのだったのに、企業とそのジャーナリストが金を儲けるという話など、人間のあらゆる面をみせているのが、面白かったです。
でも、手洗いが大事というラスト(笑)。
ドリフの「手洗えよ~」という声が聞こえてきました(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/64/ed82f257d4739b507a3e8a130aa0c507.jpg)
これ、見逃していたのですがDVDで観る機会があったので、観てみました(笑)。公開している時から、監督はソダーバーグだし、キャストも豪華だし、興味はありました(笑)。
ここで内容を・・・
ミッチ(マット・デイモン)の妻・ベス(グウィネス・パルトロー)は、香港への出張後にシカゴで元恋人と密会していたが、せきと熱の症状が出始める。同じころ香港、ロンドン、東京で似たような症状で亡くなる人が続出。フリージャーナリストのアラン(ジュード・ロウ)は、伝染病ではないかと考え始め……。
と書いてあります(笑)。
この手の映画だと「アウトブレイク」を思い出しますが、ソダーバーグというところから、単なるパニック映画とは違って様々な人たちの立場やそれにともなう葛藤、正義とは何か、なんかをいろいろ描いている作品だと思いました。でも、その分だけ、迫力とか、ハラハラ感とか、派手な映画的演出があまりないのです。ここが好きになれるかどうかが、この映画をおもしろいととるか、つまらなくて長いととるかにわかれると思います。
僕は、DVDで、しかも酒を飲みながら見ていたので、けっこう楽しんでみることができました。でも、劇場で観ていたら、どうでしょうかね。雰囲気でいったらソダーバーグの「トラフィック」みたいな感じ(笑)。ソダーバーグの作品は結構みていますが、誰が見ても面白いって思う作品もあるし、好きな人だけ好きみたいな作品もあるし(笑)。そこが良いところなんだと思います。
今回の映画でもいくつかのエピソードが重なっていくのですが、その中でもジュードロウの話がなかなか面白くて好きでした(笑)。市民みんなの味方のような感じで、「真実を隠している政府に対して、それを暴いてやる」と意気込んていましたが、結局そうではなかったことが映画の中であきらかになってくるあたり、「こういう人いるんだよねぇ」と思わせる演出がうまいです。
あと、僕の好きな女優さんのマリオンコティヤールのエピソードも切実で、しかも政府の汚さを感じてしまうところなんかも好きでした。
興味がある方のみ、おすすめしますが、長くて退屈そうと感じる方には、あまりおススメできません(笑)。
ここからは、ネタバレです。ご覧になっていない方は読まないでくださいね。
で、このウイルスがどこから来たのかが、気になりますよね。そして、どうしてベスが感染したのかも。
このベスの会社が香港の土地で新しく工場を建設することとなり、そこで森林を伐採したことで、コウモリがもっていたウイルスが養豚農家に入り、そのウイルスに感染した子豚の調理をしたシェフが、「手を洗わず」にベスと握手をしたところで感染が広がっていくんですよ(笑)。これがラストになって明らかになります。途中でウイルスの特徴が「コウモリと豚のウイルス、二つの特徴を持つ」ということがわかるのですが、「こういうことだったのかぁ」と最後で見せてくれます(笑)。
手洗いは大事だと、この映画は最後で言っているような気がして、「こんなに長く見せておいて、手洗い励行の映画だったのか」とちょっと笑ってしまいました。
でも、人間模様が面白くて、自分の家族に先にワクチンを接種させようとする役人や、香港の田舎町で感染が広がり、自分たちのところにワクチンが来ないことを知った住人達が、政府の役人を誘拐してまで、ワクチンを手に入れようとする話や、「この症状にはこれが効果がある」とあるジャーナリストが言って、それが飛ぶように売れるのですが、そのジャーナリストと企業が手をくんでいて、全く効果がないものなのだったのに、企業とそのジャーナリストが金を儲けるという話など、人間のあらゆる面をみせているのが、面白かったです。
でも、手洗いが大事というラスト(笑)。
ドリフの「手洗えよ~」という声が聞こえてきました(笑)。