今回は映画「ジャンゴ・繋がれざる者」について。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2b/bcfbc84c390bc6ccc40ba176df69cf68.jpg)
イングロリアス・バスターズ以来のタランティーノ監督作。アカデミーにもノミネートされている本作。助演男優賞にクリストフ・ヴァルツが選ばれたりしているので、気になって観に行きました。そう脚本賞もとっているんですよね。
ここで内容を・・・
1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところに妻がいることを突き止め……。
と書いてあります(笑)。
最初から、タランティーノぶりがいかんなく発揮されている作品です。画面のザラツキ感やタイトルの出方もどこか懐かしい雰囲気。主題歌もいいし。B級感をすごく贅沢に使っているのが彼らしい。
お話はいたってシンプル。賞金稼ぎのドクターシュルツが、ジャンゴの奥さんを助けることに協力していくバディムービー。途中犯罪者を殺すところでジャンゴを教育していくのも、王道な感じ。でもその殺し方や殺しの見せ方なんかは執拗に残酷で血しぶきのパレード(笑)。ここはキルビルでもおなじみ。レザボアドッグスでもそうでしたね。
で、ディカプリオの登場になるのですが、やはりディカプリオ(笑)。彼の演技の幅はなんだか小さくなっていくような気がしています。また今回も「怒ってばかり」の演技。怪演をしていたのが、僕の大好きなサミュエル・L・ジャクソン。彼はディカプリオの執事をやっているのですが、黒人なのに、黒人のことを毛嫌いしているすごーく嫌な役で、このキャスティングもすごいと思いました。
黒人の奴隷に対する態度も、ほんとうにひどいものでこれも映画の脚色と思いながらも実際にもこれに近いことがあったのだろうと考えさせられました。リンカーンが解放しようと考えるのも無理はない感じ。
ラストはやはりこの手の映画にかかせない大爆破(笑)。サミュエルの壮絶な死にざまがすごいです(笑)。あと、ディカプリオ演じるカルヴィンのお姉さんが出てくるのですが、すごいおばさんなのにかわいい髪型とドレスでこの違和感も映画を面白くしている要素ですねぇ。このお姉さんの死に方もスゴイ(笑)。吹っ飛んでいきますよ。
3時間近い上映時間なのですが、飽きずに観ることができました。
やはり映画館の大きなスクリーンでご覧になることをお勧めします。
ちなみに、ジャンゴが拷問で全裸になって吊るされるっていうシーンがあるのですが、これジェイミーフォックス自身なのかなぁ。ボカシが入っていて、大事なところは見えないのですが、ゲイにはちょっとうれしいシーンでもありますね(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2b/bcfbc84c390bc6ccc40ba176df69cf68.jpg)
イングロリアス・バスターズ以来のタランティーノ監督作。アカデミーにもノミネートされている本作。助演男優賞にクリストフ・ヴァルツが選ばれたりしているので、気になって観に行きました。そう脚本賞もとっているんですよね。
ここで内容を・・・
1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところに妻がいることを突き止め……。
と書いてあります(笑)。
最初から、タランティーノぶりがいかんなく発揮されている作品です。画面のザラツキ感やタイトルの出方もどこか懐かしい雰囲気。主題歌もいいし。B級感をすごく贅沢に使っているのが彼らしい。
お話はいたってシンプル。賞金稼ぎのドクターシュルツが、ジャンゴの奥さんを助けることに協力していくバディムービー。途中犯罪者を殺すところでジャンゴを教育していくのも、王道な感じ。でもその殺し方や殺しの見せ方なんかは執拗に残酷で血しぶきのパレード(笑)。ここはキルビルでもおなじみ。レザボアドッグスでもそうでしたね。
で、ディカプリオの登場になるのですが、やはりディカプリオ(笑)。彼の演技の幅はなんだか小さくなっていくような気がしています。また今回も「怒ってばかり」の演技。怪演をしていたのが、僕の大好きなサミュエル・L・ジャクソン。彼はディカプリオの執事をやっているのですが、黒人なのに、黒人のことを毛嫌いしているすごーく嫌な役で、このキャスティングもすごいと思いました。
黒人の奴隷に対する態度も、ほんとうにひどいものでこれも映画の脚色と思いながらも実際にもこれに近いことがあったのだろうと考えさせられました。リンカーンが解放しようと考えるのも無理はない感じ。
ラストはやはりこの手の映画にかかせない大爆破(笑)。サミュエルの壮絶な死にざまがすごいです(笑)。あと、ディカプリオ演じるカルヴィンのお姉さんが出てくるのですが、すごいおばさんなのにかわいい髪型とドレスでこの違和感も映画を面白くしている要素ですねぇ。このお姉さんの死に方もスゴイ(笑)。吹っ飛んでいきますよ。
3時間近い上映時間なのですが、飽きずに観ることができました。
やはり映画館の大きなスクリーンでご覧になることをお勧めします。
ちなみに、ジャンゴが拷問で全裸になって吊るされるっていうシーンがあるのですが、これジェイミーフォックス自身なのかなぁ。ボカシが入っていて、大事なところは見えないのですが、ゲイにはちょっとうれしいシーンでもありますね(笑)。