Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

キンキーブーツ

2006-09-14 11:57:02 | 映画
今、公開中の映画で「キンキーブーツ」というのを見てきました。これはイギリス映画です。実話を基にして作られていますが、とてもおもしろい映画でした。少しだけ内容を・・・。イギリスの田舎にある紳士靴のメーカー。歴史は古く老舗なのですが、どうやら廃業寸前まで来ているようなのです。この状況を隠して死んでいった父親の後を次いだ息子ですが、そのことが発覚しリストラや売却を考えます。しかし、ひょんなことから知り合ったドラアッグクイーンとともに、男性用の女装ブーツ(キンキーというのは変態という意味)をつくり、一躍有名になるというもの。これだけでもおもしろそうなのですが、映画はさまざまな人間模様があり、大変奥が深い映画です。人を偏見無く好きになることの大切さを教えてくれる映画です。人間っていいじゃん!って思える映画です。イギリス映画はこういう小さくても面白い作品が多いですよね。日本もこういう感じの映画を作るといいのにといつも思ってしまいます。

あと、主役のローラ(ドラアッグクイーン)のセリフで、「服装倒錯者はエリツィンがかつらをかぶったやつ、ドラアッグクイーンはカイリーミノーグ!」と説明したところが、僕はとてもおもしろく一人でげらげら笑っていました。
ゲイにとっても、そうでなくてもとてもおもしろい映画です。
ぜひ、観てください。元気が出ます。

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