古式ゆかしく、催し多彩に 10月1日、京都・宇治茶まつり

2017-08-26 15:20:29 | 祭 carnival
 茶の礎を築いた先人に感謝する「宇治茶まつり」が、10月1日に京都府宇治市宇治の宇治川周辺で営まれる。豊臣秀吉が宇治川の水をくんで茶会を開いた故事にちなむ「名水汲(くみ)上げの儀」などが古式ゆかしく行われ、茶席も楽しめる。

 同市の茶業者でつくる宇治茶祭奉賛会が主催し、66回目。中国から茶の種を持ち帰った栄西禅師、宇治に茶園を開いた明恵上人、茶道の始祖・千利休の功績をしのぶとともに、茶業発展を願う。

 宇治橋三の間で川の水をくむ名水汲上げの儀に続き、興聖寺では新茶の入った壺(つぼ)を開ける「茶壺口切の儀」や献茶、茶せんの供養法要がある。

 茶席券2枚や弁当、抽選券などがセットになった茶券を1枚2500円(当日3千円)で販売している。問い合わせは同奉賛会事務局の宇治商工会議所0774(23)3101。

【 2017年08月23日 09時08分 】


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