新名神とアウトレット直結 城陽スマートICに設置許可

2017-08-19 11:50:18 | 創 creation
 国土交通省は17日、京都府城陽市富野の新名神高速道路に城陽スマートインターチェンジ(IC、仮称)の設置を許可したと発表した。スマートICは東部丘陵地のアウトレットモール進出予定地に隣接し、玄関口としての機能が見込まれる。今後、スマートICへのアクセス道として、市道が整備される。2023年度の新名神全線開通に合わせ、工事が進められる。

 スマートICは、自動料金収受システム(ETC)搭載車専用のICで、府内で開設は初めて。企業立地の促進や地域活性化、防災機能の向上につながると期待されている。許可は4日付。

 市によると、スマートICは、城陽ICの東約4キロ、宇治田原IC(仮称)の西3・1キロに建設する。城陽ICからスマートICへの所要時間は約3分。NEXCO西日本と市が約29億8千万円で整備し、そのうち市は約6千万円を負担する。

 また市は、新名神側道の都市計画道路東部丘陵線(約4・5キロ)と、スマートICの出入り口とアウトレットモール内の道路を結ぶ城陽スマートインター線(400~500メートル)を整備する。このうち、スマートIC出入り口から東部丘陵線までの約200メートルの建設費用は約4億円。市の基金から約2億円を拠出し、国の補助金約2億円を見込む。

 IC出入り口からアウトレットモールまでの詳細は未定となっている。

【 2017年08月18日 12時00分 】


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