
「ミニ」は12歳以下を意味し、コートの大きさやルールは通常の競技とほぼ変わらない。MBBCは、日本リーグ(現Wリーグ)の三菱電機などで活躍した梶原淳子監督(60)=長岡京市友岡=が20年ほど前に設立し、同市の小学生が汗を流している。女子は過去に府大会を5回制し、全国大会には4回出場を果たした。
昨年12月の府大会で男子は、猛烈な追い上げに遭った3回戦こそ33-31と競り合ったものの、他の5試合は危なげない試合運びを見せた。波多野心優(しゅう)君(12)=長岡第十小6年=は「活躍できてよかった」と笑顔をみせ、主将の北山裕太君(12)=神足小6年=は「みんなが自分の仕事をしっかり果たしてくれたことが勝因」と話す。
全国大会は「バスケットボールの聖地」とされる代々木第一・第二体育館で3月28~30日にある。同体育館は大会後、2020年東京五輪に向けた改修に入る。梶原監督は「代々木での大会は最後かもしれない。子どもたちを大舞台に立たせてあげられることがうれしい」と感激する。
府大会を振り返り、保田翔君(12)=長岡第五小6年=は「力を出し切れない部分もあった」といい、全国大会では「まず1勝」を目標に掲げる。出口蒼良(そら)君(12)=同=は「強い相手ばかりだと思うが、勝って(試合を)楽しみたい」。副主将の近藤翔勇(かける)君(11)=長岡第七小6年=は「最後まで力を出し切りたい」と力を込める。
【 2017年01月26日 11時34分 】
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