修学旅行生、京都・向日で“挑戦”を 行政や企業が誘致企画

2015-03-26 15:11:13 | 習 learn
 京都を訪れる修学旅行生らに向日市へ足を運んでもらおうと、行政や企業が「挑戦」をテーマにした誘致に乗り出している。春のシーズンに向け、市の花であるヒマワリや名物となった激辛料理などに関する四つの企画を用意している。実行委は「年間3万人を目標としたい。向日市からの挑戦状を受けてほしい」としている。

 同市は電車で京都市中心部から10分前後で着ける利便性があり、長岡宮があった歴史や名産のタケノコ、激辛料理といった観光資源も少なくない。一方、京都市に隣接することや知名度不足の影響は大きく、観光客をいかに増やすかが長年の課題となっていた。

 そこで、「京都府向日市から修学旅行生への挑戦状‼」と題して、若者を呼び込もうと、取り組みを始めた。市と市観光協会、京都向日市激辛商店街、イオンモール京都桂川の4者が協力している。

 小学校~高校の修学旅行での自由行動や大学生のグループ旅行が対象で、4月10日~11月30日を実施期間とする。春向けに4企画を発表しており、8月には秋向けの企画を新たに追加する予定だ。

 ヒマワリに関する挑戦では、高さ数メートルになる「皇帝ヒマワリ」の苗を配って、学校単位で育ててもらい、高さ日本一を決める。挑戦する各学校の経過を市観光協会のホームページで公表する。

 京都市とまたがる地域にあるイオンモール京都桂川では、モール内でクイズを展開し、抽選で景品をプレゼントする。

 他には、激辛商店街に加盟する指定店舗の激辛料理を食べたり、同商店街の「辛口おみくじ」や開発したアプリで「大大凶」を目指したりする挑戦がある。

【 2015年03月25日 09時10分 】


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