収賄事件、事実関係把握から 京都・長岡京市有識者会議

2016-03-28 15:03:30 | 政 governing
 京都府長岡京市の水道施設課長補佐が収賄容疑で逮捕・起訴された事件を受け、大学教授や弁護士らでつくる市の改革検討外部有識者会議が25日、市役所で初会合を開いた。市の調査委員会から事件の経過や起訴内容などの報告を受けた。

 座長に同志社大政策学部の太田肇教授(組織論)を選出。会議では、市調査委員長の土家篤副市長が、事件のあらましや初公判の内容、さらに裁判中のために事実関係の把握が進んでいないことを報告した。

 委員の1人は「事実が分からないではどうしようもない」と指摘し、今後の公判も傍聴し、情報収集するよう求めた。また、贈賄罪で罰金の略式命令を受けた機動建設工業次長への接触を提案、土家副市長は「証人尋問が終わったらやってみようと思う」と応じた。

 市は、課長補佐の逮捕直後に調査委を設置。今月22日には再発防止策づくりを目指して中小路健吾市長を座長とする改革検討会議を立ち上げた。外部有識者会議は5人で構成、調査委から報告された事件や公判内容を踏まえ、改革検討会議が示す再発防止策の案の中身について助言を行う。

【 2016年03月26日 11時39分 】


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