絵灯籠、漫画華やかに 向日イベント、京都嵯峨芸大OGら助っ人

2015-09-17 17:09:33 | イベント
 向日神社(京都府向日市向日町)で20日に営まれる「明神さんのお月見」で、参道や境内を照らす絵灯籠を制作している市民団体に、京都嵯峨芸術大(京都市右京区)のOGが助っ人として参加している。アニメのキャラクターや夏休みをテーマにした漫画も描いており、ユニークな絵灯籠が月見行事に華を添える。

 イベントでは、「絵灯路まちづくり協議会」が毎年、市民の協力を得ながら絵灯籠を作っている。メンバーの高齢化が進んでいることもあり、新しい風を吹き込みたいと、同協議会が京都嵯峨芸大に協力を打診した。

 助っ人として参加しているのは、パート社員の内布朱希乃さん(21)=京都市西京区=ら6人。

 人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」やディズニーキャラクターのほか、カレーライスや空揚げなどの食べ物をリアルに描いた。絵灯籠4基分を使った漫画は、夏祭りを舞台に少年と少女の出会いをテーマにした。重要なカットのみカラーで描くなど工夫を凝らした。

 13日は同神社の客殿で、メンバーとともに作品を円筒形の型に合わせて灯籠を完成させた。内布さんらは「漫画の灯籠を見て、それぞれの夏休みを振り返ってほしい」と話している。

 当日は、メンバーや勝山中生徒らによる作品を含む80基が並び、午後5時半~8時半に点灯する。献茶式や神事も営まれる。

【 2015年09月16日 11時36分 】


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