すぐ完売「うれしい誤算」 京都・向日の農産物直売会

2015-09-02 11:53:24 | 商 trading
 京都府向日市寺戸町の市役所前駐車場で今月から始まった農産物直売会「愛菜楽市」が好評だ。2日の初回は271人が訪れて長蛇の列ができたため、23日はレジを倍に増やし、売り場のレイアウトを変更して動線を改善した。市外からの来場者も多く、事業費を補助している市は「うれしい誤算。今後発展させて続けていきたい」としている。

 同市には大規模な直売所がないため、地元の農産物をPRしようと、農・商工関係者が「愛菜楽座」を結成した。

■市外からも多数訪れ

 直売会にはナスやトマトなど採れたての野菜が並び、23日は300人超が訪れた。15分ほどでほぼすべての農産物が売り切れる人気ぶりだったという。

 市が来場者を対象にアンケートを実施したところ、2日は長岡京市や京都市といった市外在住者が3割近く、23日も2割近くを占めた。価格については「適切」「安い」が9割を超え、満足度は「満足」が4割超で、「普通」が5割だった。希望する出店頻度については「月1、2回」が7割、「週1、2回」が2割超となった。

 市産業振興課は「品物があればあるほど売れる感触がある。向日市産の農産物をアピールし、定着させていきたい」としている。

 9月6、13日(各日午後4時から)にも開催され、12月からは朝市が行われる。

【 2015年08月31日 10時08分 】


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