森は、ほど良い暑さの穏やかな日々です。
来月の半ばまでの一か月間は、こんな快適なお天気が続きます。
その後旧盆を過ぎると急速に気候が変わりますから、今のうちに夏を楽しま
なければ損です。
楽しむといっても、毎朝コンチャンに挨拶してから、鳥の声を聴いたり花を
観ることぐらいなのですが。
もうじき「海の日」です。
長年、考えのない私は「海の日」とは海水浴場などの海開きの日だと思ってい
ました。
しかし、それがどうして国民の祝日でお休みになるのか、わかりませんでした。
というより、そんなことどうでもよかったのです。無関心だったのです。
それがなぜか気になってネットで見ると、大変に仰々しいことが書かれて
いました。
海の日とは、1995年に制定され「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を
願う日である」とのこと。
いや~これは大変だ。
海には石やシーグラス採取でしょっちゅう行っていたのに、あらためて感謝
したことがなかった自分に気がつき、深く反省いたしました。
そもそも「海の日」の由来は、明治天皇が東北巡行をされて、無事に横浜に
帰港された日を記念したものだというのです。
当初はそれほど深い意味はなかったのかもしれません。
長い間にさまざまな意味を付帯させてきたようです。
ついでに8月11日の「山の日」も見てみました。
こちらの方は、ごくさっぱりしていて「山に感謝せよ」などはありません
でした。
その由来は2016年に「海の日があるのに 山の日がないのはどういう
ことだ けしからん!」との意見で急いでつくったのだそうです。
いや~、じつにさまざまな理由で国民の祝日は出来上がっていくのですね。
この調子じゃ、この先「川の日」や「湖の日」さらに「谷の日」や「森の日」
までもできる可能性があります。
楽しみですね~。
昨日、埼玉県の鳩山町で短時間にとんでもない大雨が降って、あれよあれよと
いう間に、雨水が車の屋根まで達していくのが報道されていました。
幸い運転者は救出されて、無事で良かったです。
気象庁の人は「現在このような線状降水帯の予測は不可能なので 各自が
自己責任において防災してください」といっておりました。
そうなんでしょうね。
線状降水帯なんて言葉も最近できたのでしょうから。
ただ自分で防災を考えろといわれても、ピンポイントでドバッーと降る雨だから
外へ逃げるとかえって危ないと思われます。
こうなりゃ岸田さん、国民に一人ずつ「ウキワ」を配ってください。
当面それしか考え得る道はありません。
夏至が過ぎて少し日が短くなりました。
短い夏を満喫しましょう。
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