森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

しあわせな夏

2022-07-14 | 日記


 森は、ほど良い暑さの穏やかな日々です。
 来月の半ばまでの一か月間は、こんな快適なお天気が続きます。
 その後旧盆を過ぎると急速に気候が変わりますから、今のうちに夏を楽しま
 なければ損です。
 楽しむといっても、毎朝コンチャンに挨拶してから、鳥の声を聴いたり花を
 観ることぐらいなのですが。



 もうじき「海の日」です。
 長年、考えのない私は「海の日」とは海水浴場などの海開きの日だと思ってい
 ました。
 しかし、それがどうして国民の祝日でお休みになるのか、わかりませんでした。
 というより、そんなことどうでもよかったのです。無関心だったのです。
 それがなぜか気になってネットで見ると、大変に仰々しいことが書かれて
 いました。
 海の日とは、1995年に制定され「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を
 願う日である」とのこと。
 いや~これは大変だ。
 海には石やシーグラス採取でしょっちゅう行っていたのに、あらためて感謝
 したことがなかった自分に気がつき、深く反省いたしました。
 
 そもそも「海の日」の由来は、明治天皇が東北巡行をされて、無事に横浜に
 帰港された日を記念したものだというのです。
 当初はそれほど深い意味はなかったのかもしれません。
 長い間にさまざまな意味を付帯させてきたようです。

 ついでに8月11日の「山の日」も見てみました。
 こちらの方は、ごくさっぱりしていて「山に感謝せよ」などはありません
 でした。
 その由来は2016年に「海の日があるのに 山の日がないのはどういう
 ことだ けしからん!」との意見で急いでつくったのだそうです。
 いや~、じつにさまざまな理由で国民の祝日は出来上がっていくのですね。
 
 この調子じゃ、この先「川の日」や「湖の日」さらに「谷の日」や「森の日」
 までもできる可能性があります。
 楽しみですね~。



 昨日、埼玉県の鳩山町で短時間にとんでもない大雨が降って、あれよあれよと
 いう間に、雨水が車の屋根まで達していくのが報道されていました。
 幸い運転者は救出されて、無事で良かったです。
 気象庁の人は「現在このような線状降水帯の予測は不可能なので 各自が
 自己責任において防災してください」といっておりました。
 そうなんでしょうね。
 線状降水帯なんて言葉も最近できたのでしょうから。
 ただ自分で防災を考えろといわれても、ピンポイントでドバッーと降る雨だから
 外へ逃げるとかえって危ないと思われます。
 
 こうなりゃ岸田さん、国民に一人ずつ「ウキワ」を配ってください。
 当面それしか考え得る道はありません。

 夏至が過ぎて少し日が短くなりました。
 短い夏を満喫しましょう。



 
 
  

 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

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