白山麓5村から北海道への開拓移住者たち
私が北海道への開拓移住者の調査を始めて記録として残すことになったきっかけは、平成24年3月に旧加賀藩士が士族授産事業として北海道開拓移住し、前田村を作ったたことを調査し「北の農士たち」を記録としてまとめたことからでした。その後、北国新聞で取上げられ読者の方から「自分の地元からも北海道へ移住して行った」と何人かの方から連絡をいただきました。
平成11年(2005年)2月1日松任市、鶴来町、美川町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村の1市2町5村が合併し、現在の白山市となりました。これが平成の大合併といわれるものです。
合併後、各村の役所は統廃合され、北海道への開拓移住の聞取り調査は難しいことでした。白山市立図書館で各村の立地条件と北海道への移住の関係を出来る限り村史から調査するしかありませんでしたが、いくつかの地区の郷土史に詳しい方から北海道移住に関して貴重な情報もいただきました。そして、移住後100年を経過してもなお現在も交流している地区もあることがわかりました。
住み慣れた住環境を捨ててまで北海道へ移住した開拓移住のきっかけとなったのは、白山を源にしている手取川の洪水でした。洪水で田畑、家屋敷を無くした多くの村人が離村していったのでした。
今回は白山麓の5村の開拓移住者を調べ「白山麓からの開拓移住者Ⅰ」としてまとめたもので、PDFに変換しましたので、下記の「hakusannroku1.pdf」よりダウンロードして閲覧ください。
今後も各市町村史から北海道への移住者調査を行って行きたいと思っています。
河内村内尾→北海道への移住者の子孫の者です。
ご先祖について調べる中でこちらのページにたどり着きました。
PDFの内容とても気になったのですが、不通のようでしたのでお手数ですがぜひとも修正お願いしたく、、、m(_ _)m
よろしくお願いいたします。