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加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

五十崎凧を作る(4)

2018年10月21日 | 凧の制作

平成30年10月21日 五十崎凧を作ってきましたが、最後の糸目付けとなりました。
制作手順を記録することにしました。
一番上は上部の糸目糸
二番目は中央の糸目糸
三番目は下部の糸目糸
最下部は反り糸

(糸目糸・反り糸)

(上部の糸目付け)

(中央部の糸目付け)

(下部の糸目付)

(反り糸の取付)


(反り糸を張った状態)

(糸目付が完了)
これで最後の凧の糸目付けが完成しました。

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五十崎凧を作る(3)

2018年10月14日 | 凧の制作

平成30年10月14日 五十崎凧は当地の凧揚げ大会に何度か参加したことがあり、ポスター凧をと和紙のポスターを頂いた事もあり、頂いた凧を参考に五十崎凧を製作し、飛揚させたことがありました。
今回、五十崎凧の制作については頂いた凧を何度も見ながらの制作となりました。
1枚が完成してもポスターの絵柄の大きさが違うものもありその都度凧の仕上がり寸法を変えていくのに苦労しました。

五十崎凧の組立手順
縦骨と天骨を縛り天骨をボンドで貼り付ける。
次に縦骨にボンドを付け貼り付ける。

(天骨と縦骨を貼りつける)
天と地の余白にボンドを付けて折り曲げて貼り付ける。
横骨にボンドを付け貼り付ける。

(横骨の貼付け完了)

横の余白にボンドを付け折り曲げて貼り付ける。
縦骨と横骨の交点を押さえ紙で貼りつけて組立が完成しました。

(組立が完成)

(組立が完成した凧の表面)

今度は糸目と反り糸を付けていきます。

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五十崎凧を作る(2)

2018年10月12日 | 凧の制作

平成30年10月12日 頂いた凧の寸法を調べると大きさの異なる凧がありました。
ポスターも開催年によって中に書かれている凧の寸法も異なっていました。
標準となるサイズを横幅56cm縦93.5cmとすることにし、ポスターの中の絵の大きなものはその絵相当の大きさとすることにしました。

五十崎凧の骨組みは縦骨は平竹の幅は1cm位で厚みは1.5㎜位で凧の上部から縦に二つ割りになっています。
横骨の幅は4㎜位で厚みは1.5㎜以下となっています。


(五十崎凧のポスター凧 表面)

(五十崎凧骨組み)

縦骨は5㎜厚の柾割の竹を2つ割りに裂き鉋で削り1.5㎜厚にし、次に縦に二つ割りにして仕上げます。
横骨は4㎜×2㎜の平竹を56cmに切断し鉋で削ります。
出来た横骨2本を曲げ、均一に曲がるように竹をこそげて矯正していきます。

(縦骨と横骨)
ポスターの絵の大きさが大きいものは細竹を4つ割りにし、2本を削り同一の曲りになるように矯正しておきます。
そのようにして準備した骨組み竹を10組準備しました。


 

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五十崎凧を作る(1)

2018年10月11日 | 凧の制作

平成30年10月11日 凧を整理していたら和紙が沢山巻かれていたのを見つけた。
五十崎の凧揚げのポスターで手漉き和紙に印刷されています。蒐集の凧リストを調べると4枚の五十崎凧があった。
和紙のポスターで完成していない五十崎凧が相当数あることが分かったので頂いた凧を参考にして作ることのにしました。

(五十崎凧揚げの和紙のポスター)
五十崎から頂いた凧は合戦凧の外にポスター凧は第7回、15回、16回、17回の4枚でした。



(五十崎の凧友から頂いたポスター凧)

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平成29年 干支凧作りがテレビ中継されました(当日)

2017年11月25日 | 凧の制作

「22日放送当日」
来年の「戌」の干支凧が完成しました。


午前中は曇り空で風は西風で5~7m/sの少々強い風でしたが来年の「戌」の干支凧の試し揚げに行きました。
雲が低く立ち込めていましたが風を受けて高く飛揚しました。


午後3時頃中継車とカメラやケーブルを積んだ機材車が到着し、設営が始まりました。
運転手を含め総勢8名で中継場所となる二階の部屋は超満員。
中継車は事前に調査した場所で中継用のアンテナポールを伸ばし準備している中 残りの技術スタッフはケーブルを延ばしたり、カメラの準備に忙しく動き回っていました。

部屋はアナウンサーとフロアーディレクター、カメラマン、照明さんが中継に向けて打ち合わせをしたり、音声さんは中継車と音量についての打ち合わせ。


中継の前にリハーサルを3回行いましたが本番の時間が近づくとなぜか緊張してきます。
中継1分前との声で現場は緊張感が一気に高まり「10・9・8・7・6・5・4・3・・」女性アナウンサースのタジオからの呼びかけで放送が始まりました。

リハーサル通りに進んだのですが一生懸命だったので気が付くと番組は終了していました。

久しぶりの中継番組で緊張しましたが、番組つくりに参加でき良い思い出になりました。
番組作りの大変さを目の当たりにし進行をしていただいた女性アナウンサー他スタッフの方には「ご苦労様でした」と言う言葉しか思い浮かびませんでした。
そして番組に出演で来たことに感謝しました。

番組終了後、友人知人から「見たよ!」「よかったよー」と電話を頂き放送終了したことを実感しました。

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