加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

8.内灘町から820枚の凧を届ける

2014年03月19日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

 

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平成
8214日付け北国新聞より町挙げて820枚贈る

 内灘町は13日、阪神淡路大震災の被災地、神戸の子供たちにプレゼントする凧533枚と同町内の公民館や凧の会から寄せられた凧合わせて約820枚を神戸に向けて発送した。
 
 出発式では、凧を作った内灘町世界の凧の祭典実行委員会の会長である岩本秀雄町長から、製作を依頼した日本の凧の会の会員に神戸に向けてのメッセージが手渡された。この後、凧がいっぱいに詰め込まれたワゴン車で神戸へ向かった。

  岩本町長のメッセージには「凧作りの盛んな内灘町から凧を通して神戸の子供たちに励ましと勇気づけのエールを送れることを大変喜ばしく思います」と書かれている。内灘町が新たにデザインし、凧愛好者の手を借りて製作した凧の足には、同町内の4小学校の児童による励ましのメッセージがつづられている。 

 凧は13日中に神戸ふれあい全国凧あげ大会の主催者に届けられ、3月に神戸で開かれる同大会で子供たちに配られる。


 

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7.ボランティアによる凧の発送準備

2014年03月19日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

  内灘町長からの「プレゼント凧の製作依頼」の書面のおかげであろうか各公民館の有志 の方から凧製作指導の依頼やメッセージ凧の組み立てを手伝う多くの町民の方の支援をうけました。
 
プレゼント凧を企画した者として、沢山の方々協力やの励ましの言葉でプレゼントの凧準備できたことに感謝の気持ちで一杯です。中でも、23日(土)には内灘高校の女学生がメッセージ凧の組み立てを手伝ってくれたことが、とても嬉しく印象に残っています。

  21112日にかけてダンボール紙を購入し、凧の大きさに合わせ箱を作成し、プレゼント凧はようやく発送の準備が整った。


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6.小学生が凧の尻尾にメッセージ作成

2014年03月18日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

 

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平成
821日付け北国新聞より凧の足にメッセージ作成

 『内灘町の西荒屋、大根布東、大根布南,向粟崎の各小学校児童ら130人が31日、同町が阪神淡路大震災で被災した子供たちにプレゼントする凧の足に励ましのメッセージを書いた。

 神戸の子供たちに贈る凧の製作は、内灘町世界の凧の祭典実行委員会が昨年12月、日本の凧の会から依頼された。500個の凧を贈ることを決め、凧の足に「被災地を励ましたい」とする地元の子供たちの思いを込めてもらおうと、29日に町内4つの小学校に依頼した。

 31日に書かれたメッセージは「悲しさみやくやしさをわすれて」「新しい神戸の町を作って」など内灘町西荒屋小では5年生31人が真剣な表情でメッセージをしたため中新慎君は「たこのように高く上がって壁を乗りきれ」とつづった。

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5.内灘町提供の凧のデザイン決まる

2014年03月18日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

 

平成8130日付け北国新聞より凧のデザインが決定

 『内灘町は29日、阪神淡路大震災で被災した神戸の子供たちに贈る凧のデザインを決定した。これを受けて同町は、凧の足に同町内4小学校の児童にメッセージを書いてもらうことを決め同日、各小学校に協力を呼び掛けた。
 神戸の子供たちに贈る凧の製作は、内灘町凧の実行委員会」が昨年12月日本の凧の会から依頼された。同町では全部で500
個の凧を作る方針で、20日から神戸の子供たち
を元気づけ、内灘町のイメージを全国に発信する凧のデザインについて協議を進めてきた。

 神戸へ送る凧は縦59㎝、横50㎝のひし形で砂浜と打ち寄せる波、青い海と空をバックに一羽のカモメが虹に向かって羽ばたく姿がデザインされている。言葉でメッセージを入れることも検討されたが、「被災地の人への善意の押しつけとならないように」と、希望の象徴である虹に向かう鳥に励ましの思いを託した。
 
内灘町は凧の製作を町内の愛好家に依頼するほか、町内の4つの小学校5年生たちにメッセージを書いてもらう。内灘町世界の凧の祭典実行委員会会長の岩本秀雄町長は「被災地を励まそういう子供たちの純粋な思いを凧に込めて被災地に送りたい」と話している。 

 完成した凧は3月に神戸で開かれる「神戸ふれあい全国凧あげ大会」で子供たちに配られる。』

 
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4.プレゼント凧作りの取材

2014年03月17日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

 

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平成8122日付け北国新聞より千鳥台公民館
 小生が大凧作りの講習を各公民館から依頼されてきましたが、今までの付き合いの中で、新聞報道を見て多くの公民館から協力の申し出が有りました。その中でもいち早く動き出したのが千鳥台公民館で、その製作の様子が取材されました。
 
『内灘町千鳥台公民館で21日、阪神淡路大震災で被災した神戸の子供たちにプレゼントする凧作りが行われ、同地区の住民約30人が50個の凧を完成させた。
 参加者たちはミッキーマウスやドナルドダックをデザインした縦約80㎝、横約80㎝のひし形の凧を約4時間かけて仕上げた。このあと床に凧を並べ、「がんばれ神戸」と書いた黒板とともに記念撮影した千鳥台公民館館長のメッセージや、凧と一緒に届けられる。
 
日本の凧の会はこのほか、内灘町の岩本秀雄町長が会長を務める「世界の凧の祭典」実行委員会にも凧の製作を依頼しており町ぐるみで計500個が作られる。いづれも3月に神戸で開く「神戸ふれあい全国凧あげ大会」の会場で子供たちに配られる。

 



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