この絵の題は「コートにすみれを」。
パステルとクレヨンを併用している。A4ぐらいの大きさ。
この人物らしき人の顔が四角いのがとても気になって、その角がとれて丸くなった人物を想像してみた。とても陳腐な感じになりくだらない絵になってしまう。絶対四角い顔でなければいけないのが解かった。もう1つの疑問を聞いてみた。「顔らしく見えるけど、口が2つあるのか?」と。顔に走る赤い部分は、鼻なんだそうだ。よく解からないが「自画像」だと思っています。
「コートにすみれを」に見られるこのスタイルは随分前からあり、わたしは、正直とまどっていた。しかし、フランチェスコ・クレメンテの絵にもわけの解からないジャケットが洗濯ばさみでとめて干してある絵がある。絵画は、既成観念から自由に飛びだす一歩を与えてくれる物ではないかと思う。ただ、美しいとか、上手いとかではなく、それ以外のものを追求しているヒロク二画伯です。
ヒロク二さんの絵のコレクターは、圧倒的に男性が多い。何か「ガツンと脳みそに来るもの」があるそうです。
個展の時、画廊の裏で休憩中のヒロク二さん。
表に行くとサービス精神が働きすぎて、変な行動をついしてしまうヒロク二さんです。そういう時は、あまりカッコ良くありません。
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