武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

武内ヒロク二と徳山巍先生

2009-08-10 16:34:14 | Weblog

洋画家時代のヒロク二さん。32歳頃。
右から3人目がヒロク二さんが師匠と呼ぶ、亡き徳山巍氏。その隣が若いヒロク二さん。ヒロク二さん宛てのハガキが家にある。文面に、才能ある者は、とにかく描け!才能を無駄にするな!という内容が走り書きされていた。その言葉が印象的で覚えている。また、ヒロク二さんが云うには、「若いのにくだくだ言うな」と怒こられてねぇ、また、「詩が爆発するとお前は凄いな!」とも云ってくれてねぇ、見逃さないんだよ徳山先生は、と懐かしそうに話す。
徳山先生に絵の教えを乞うよりも、生き方や精神が好きだったと。また、徳山先生は、無頼な画家の長谷川利行とも親しく、そんな所にも惚れてしまったとヒロク二さんは、言います。
わたしから見れば、詳しい生い立ちは省きますが、父親と縁が薄いヒロク二さんは、芸術を通して大きな男(父性)と出会い成長していく人生を歩んでいるような気がしました。これも偉大な道の一つなんだと一緒にいて思いました。


上の写真も、神戸二紀会の画家、中西勝先生の結婚式の時の写真。ちょっと照れ笑いしている若い頃のヒロク二さん。神戸らしく、ヒロク二さんの頭の所にある名前は、陳舜臣氏だそうです。

この頃は、若くて一途なヒロク二さんがいる。
今は、歳とってゆったりしているか?現在もヒロク二さんは必死よ。今は「生きているうちが華だ」「俺は一生忙しいのか!?」「とにかく続けることが大事だ」「最後まで続けるのだ」と絵を続けることの大切さを語ります。
若い芸術家達も、頑張りましょう!!




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2 コメント

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父 徳山巍 (徳山徹人)
2013-03-28 06:34:13
徳山巍の一人息子、山てつんどです。グーグルを検索していて、ヒロクニさんの記事に出会いました。懐かしく拝見しました。

親父の記憶、電子ブックに、エッセイとして書いていいます。
返信する
メール (徳山徹人)
2013-03-28 08:38:17
先ほどのコメントに連絡先が入りません。メールアドレスも、HPのアドレスも入りません。グーグルで徳山てつんどを検索すると、電子ブックなどが出てきます。どれでもいいですから、著者プロフィールにメールのアドレスがありまあす。ご返事、お待ちします。
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