毎日新聞夕刊(東京都内板)2006年12月12(火)掲載のえ
遊牧民の家のような小籠包。
俳優の宝田明さんは、旧満州のハルピン出身。満州にいる頃、寒くなると母と一緒に小籠包を一度に150個以上も作ったといいます。おいしさの秘密は、具に入れる豚の皮のにこごり。ジュワーって染み出す肉汁は、にこごりが熱で溶けたもの。上手な食べ方は、はしの1本を上から刺して、もう1本で横から支えて持ち、小皿にいったん置いたら、はしを抜いて、その穴から肉汁をずずずっと吸う。口の中をやけどしながら。それから黒酢につけて、さらにニンニクのみじん切りまぶして食べる。ハフハフって食べるのが最高と語ります。
実は、小籠包は食べたことがありませんでした。豚漫と似たものか?と思っていました。神戸の南京町まで行って購入しました。豚漫より小さく先がちょっと尖がっている。家に帰って、さっそく蒸してみました。蒸すと尖がった上の穴から、肉汁が、コポコポと煮立っている。
ヒロク二さんは、それがすごく面白いみたいで、小籠包を気に入ったみたい。ずっと興奮しながら「家のようだ。煙突にも思える。」とつぶやいていた。絵に字は入れるなと言われてるのに、興奮して画面に「私には夜の家のように思える。はナゾだ。」と描きこまれていて、ため息をつかざるをえなかった。こういうことが多くて、なんとなくヒロク二センセイを見張る役目をしてしまうのよね。
しかし、この小籠包の絵、おもしろくて見飽きない。好きな絵の一つです。右に描かれた小籠包がとても好き。
遊牧民の家のような小籠包。
俳優の宝田明さんは、旧満州のハルピン出身。満州にいる頃、寒くなると母と一緒に小籠包を一度に150個以上も作ったといいます。おいしさの秘密は、具に入れる豚の皮のにこごり。ジュワーって染み出す肉汁は、にこごりが熱で溶けたもの。上手な食べ方は、はしの1本を上から刺して、もう1本で横から支えて持ち、小皿にいったん置いたら、はしを抜いて、その穴から肉汁をずずずっと吸う。口の中をやけどしながら。それから黒酢につけて、さらにニンニクのみじん切りまぶして食べる。ハフハフって食べるのが最高と語ります。
実は、小籠包は食べたことがありませんでした。豚漫と似たものか?と思っていました。神戸の南京町まで行って購入しました。豚漫より小さく先がちょっと尖がっている。家に帰って、さっそく蒸してみました。蒸すと尖がった上の穴から、肉汁が、コポコポと煮立っている。
ヒロク二さんは、それがすごく面白いみたいで、小籠包を気に入ったみたい。ずっと興奮しながら「家のようだ。煙突にも思える。」とつぶやいていた。絵に字は入れるなと言われてるのに、興奮して画面に「私には夜の家のように思える。はナゾだ。」と描きこまれていて、ため息をつかざるをえなかった。こういうことが多くて、なんとなくヒロク二センセイを見張る役目をしてしまうのよね。
しかし、この小籠包の絵、おもしろくて見飽きない。好きな絵の一つです。右に描かれた小籠包がとても好き。
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