色鉛筆と油絵具
絵を描くのは、淋しがりやだから、デキタことだけど、
本当は、岡山だとか、山中のどこかとか、
海の向こうだとか云っているー。
ボルヘスやマルケスを読んで、
中南米を夢見ているー。
けど行けないんだ。
カネ!カネ!と云っても、チョットしたCDを買うだけで
欲望が湧かない。
とまあそんな具合でー。
仕方ない。
(文・武内ヒロクニ)
ヒロクニさんは、21年前「山に行く」「山にいく」と言うだけで、「何がしたいのだろう?」と周囲を悩ませたことがある。
または、「山に行く」。と言うのは、「死にに行く」ということだろうか?と、周囲の友人やわたしも心配した。
10年ぐらい前にも「山へ行く」。と言い出した時があり、毎日ひつこいので、「山でもどこでも行ってきたら?」と言ったことがある。ついでに「今、大阪の大丸百貨店の前は、身なりのいいホームレスが一杯いるよ。(わたしは大阪で派遣の仕事で毎日その様子を見ていた。)山もいいけど、まず手始めに社会見学の一旦として、近いし大阪・梅田大丸前がいいよ」と薦めた。「それに、帰る家のあるホームレスなんだから、幸せでしょう?」と梅田大丸一泊の旅をお勧めしていたのです。
次の日から、「山へ行く」というのは全く云わなくなった。
わたしは、「口ばかりで、行動は出来ないのか?」と罵ったのでした。
行けば、志の程がいかほどのものかと、尊敬したかも・・・。
わたしの楽しみ。
南の方で、また、急に花が咲きだした。椿の種類だと思うのですが・・・。
花の枝を2本、飾っています。
小さい白い小花と、あちこちの道端に咲いている「けしの花」とフリルレタスの組み合わせで
アレンジしてみました。オレンジ色というのも見ていると安心感が湧きます。
今日昨今、土をいじりながら生活をしていると、道端の花にも目がいくのか、「白いすみれ」を見つけました。
しゃがんでジーと見ているだけでは、物足りなくなって、その花の葉をさわっていたら、
黒色に赤い筋が入った毛虫が指の上にのってしまって、
ビックリして、道の横でひっくり返ってしまい、かっこ悪い醜態をひとしれずしていました。
こういう時は、誰かが見ている方がリアクションをもっていけるので笑い話にもなるけれど、独りで醜態というのも静けさだけが残って嫌ですね。
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