武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

冬支度の我が家(作品紹介319)

2013-11-25 18:18:04 | Weblog

朝晩が冷える季節になって、寒くなって来ました。
ヒロク二さんは、冬支度に入っているようで、メモをたくさん描くようになってきています。やじろべえの妖怪のようなものが、動いているというか、運動しているようなメモが、チラホラとアトリエで見られます。
その中の一枚を紹介します。

この絵は、描きかけらしく、仕上がってないということです。
ところで、ヒロク二さんはいわゆる「ゆるキャラ」やキャラ関係のものには、一切興味がありません。日常は、絵や音楽、読書に支えられていて、他のことには興味あまりない。

随分前の事ですが、ヒロク二さんはスクラップブックのようなものを持っていて、菓子の缶などに、パッケージの気に入った箇所や、色相が好きなものや、写真の切り抜き、マッチのラベル等をたくさん持っていたのです。結婚したてのわたしは、「宝物みたい」と言い、収集してあったものを一緒にうっとりと眺めていた。

ある日、ヒロク二さんは、とても自分に絶望を感じた日があり「いい年して、こんな物を集めているうちに、こんな生涯に・・・。金もないし・・。」と言って、惨めな感じで落ち込むのです。わたしは、えっ!!という驚きとともに、その紙切れと貧乏がイコールに思えてきたというか、一理あるな・・・。と、納得してしまい、冷や汗をかいた。

しかし、「そんな事は、ないって」と励ました。何度も言った。
いわれのない不安と恐怖を覚えて、「大丈夫・・」と連発した。
そうしたら、しばらくして、ヒロク二さんは立ち直ったのです。

わたしは、自分の本心とは関係なく、励ます役割をやることで、なんとかやってきたような気がします。

最近、ヒロク二さんは食欲がないらしく、「少しづつ、なんかを食べたい」というので、今日の夕食は、とりわけ質素です。
「食欲がなかったら、食べなくてもいいんじゃないの?」と嫌味を言ったわ。
「食べるの?」とか。

本当に少しづつ、お皿にのせました。
いわしの生姜煮
厚焼き卵
菊菜のおひたし
煮豚
たらこを取り分けたもの

いわしの生姜煮は、圧力鍋で煮ました。
家で作ると美味しいですよ。スーパーで半額で55円で買いました。
厚焼き卵は、甘いやつとの指定です。

おかずが少ないのに、ご飯を2杯もわたしは食べた。
ヒロク二さんが、ごねる時は、話も聞いて欲しかったり、かまって欲しいという心理もあるとにらんでいます。急に、猫に八つ当たりするし。
わたしは、子供がいないので、お母さんという意識が薄いのですが、
もう、「お母ちゃん」みたいになっているのでしょうね。
コメント
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