大阪の北浜にあったギャラリーにて
の建築家岩野さんのやっているギャラリーへ行った。
20年以上もたっている。雨がふっていたんじゃないかな?
バケツの中に水を入れて、クレヨンや色のつくものであれば、画廊中に撒き散らしている。
綺麗な奥様がニューヨークで画廊を経営意していらしゃるという話。
彼は、ロシア人。
無骨な手で何枚もトレーニングしている。わたしは、横から見ていてドキドキしていたんだけど。建築家でもある岩野さんは、言語と建築の関係を探っていた頃の話です。
その色彩を、スティック(棒)でやる直接性に関心を持った。
古い一枚の写真です。
文・武内ヒロクニ
※手に持っている絵は、ヒロクニさんがロベルスキーさんの顔を描いたポートレイト