毎日新聞夕刊(東京都内版)2007年5月8日(火)掲載のえ
サンドイッチに口がある。サンドイッチに表情があって怖い。
自動車評論家の徳大寺有恒さんは、あこがれクルマはシボレーで、あこがれの食べ物といえばサンドイッチだったといいます。「ブロンディ」という新聞連載の4コマ漫画で、主人公の亭主ダグウッドが夜中にキッチンで山盛りのハムをパンにはさむシーンがあって、がぶりとやる。いつか、同じころをしようと思った。そして、愛車ヒルマンに、ガールフレンドが作るサンドイッチをがぶり。味は?時々のガールフレンドによって違っていたと語ります。
ヒロク二さんは、よくわたしのためにサンドイッチを買ってきてくれる。それは、わたしの好物だから。優しいなと正直思います。今回は、自分のため、絵をかくために買ってきたのは「カツサンド」です。カツ丼とかトンカツが好きなヒロク二さんらしい選択だ。どう描けばいいのか!!という、ジレンマに似たどうしょうもないエネルギーを出していた。そして、試行錯誤した挙句、吹っ切れる瞬間にサンドイッチの絵が出来上がった。サンドイッチに人格というか、表情が出ていて、このサンドイッチを食べようとしたら、文句をつけられそうで食べにくいと思いませんか?
サンドイッチに口がある。サンドイッチに表情があって怖い。
自動車評論家の徳大寺有恒さんは、あこがれクルマはシボレーで、あこがれの食べ物といえばサンドイッチだったといいます。「ブロンディ」という新聞連載の4コマ漫画で、主人公の亭主ダグウッドが夜中にキッチンで山盛りのハムをパンにはさむシーンがあって、がぶりとやる。いつか、同じころをしようと思った。そして、愛車ヒルマンに、ガールフレンドが作るサンドイッチをがぶり。味は?時々のガールフレンドによって違っていたと語ります。
ヒロク二さんは、よくわたしのためにサンドイッチを買ってきてくれる。それは、わたしの好物だから。優しいなと正直思います。今回は、自分のため、絵をかくために買ってきたのは「カツサンド」です。カツ丼とかトンカツが好きなヒロク二さんらしい選択だ。どう描けばいいのか!!という、ジレンマに似たどうしょうもないエネルギーを出していた。そして、試行錯誤した挙句、吹っ切れる瞬間にサンドイッチの絵が出来上がった。サンドイッチに人格というか、表情が出ていて、このサンドイッチを食べようとしたら、文句をつけられそうで食べにくいと思いませんか?