「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

稀な現象に窮地に陥るテキサス

2013-10-25 07:09:39 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第126話 49.12.13 跳弾 (テキサス)

ゲスト:志摩みずえ
 保積ペペ 酒井修
 沖田駿一 堺左千夫 藤井つとむ
 
脚本:金子成人
監督:小澤啓一

テキサスとゴリさんは二人の強盗犯人を川に追いつめる。
テキサスは水面に向かって威嚇射撃をするが、弾は水面で複雑な跳ね方をして、河川敷を歩いていた娘・広美を負傷させてしまう。
ボスの見解では、この現象はごく珍しい「跳弾」であるという。
被害者は小さな町工場の一人娘で近々結婚することになっていた。
婚約者の原はテキサスを強烈に責め、さらに警察内部にも非難の声が起き始め、追いつめられるテキサス。
テキサスは現場の状況をもう一度考え直す為に必死に記憶をたどったが、広美に弾が当たった時にそばに一人の男が居たことを思い出した。
だが広美は自分一人であったと頑として言い張る。
丁度その頃逮捕された強盗犯人の一人が友人を頼っていこうとしていたことが判った。実といい、広美の父の工場に働く工員だった。
テキサスはボスの指示で実を尾行したが、いつの間にか姿が消えてしまった・・・。

駆け出し時代の金子成人さんの執筆作。
テキサスの銃弾が果たして跳弾だったのか誤射だったのか・・・唯一の目撃者をめぐって、テキサス・被害者・目撃者各々の立場がストーリー上巡ります。話の軸はテキサスの責任問題よりも、そちらの方にあります。
久々にテキサスの押し出しの強さが出ますが、前作の穏やかさも加味された感じもあり、テキサスのキャラクターとしてはここである程度完成されたと見ても良いと思う感じになっています。


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大人なボギー/ある熱いチンピラに翻弄させられる一係

2013-10-25 07:01:02 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・ブルース登場編は、

第577話 58.11.18 探偵ゲーム (ボギー)

ゲスト:大場久美子
 杉浦一恵 伍代参平 津田和彦
 真田英明 美木良介 伊東睦啓
 小城有希 宮沢元 真田陽一郎 鈴木正人 森岡隆見 山河連滉
 
脚本:金子裕
監督:山本迪夫


前科3犯の北九州の暴力団員・若松が射殺された。
犯人として城南大の女子大生・秋子が自首してきたが、ボギーは彼女を見て驚く。数日前に誰かに尾行されていると助けを求めてきたのは彼女だった。
しかも、尾行していたのは同じ大学の探偵クラブの連中で、両親に素行調査を頼まれたのだという。「探偵ゲーム」と称して秋子の素行調査を行っていた。(どうも準備稿あたりでは「親から調査依頼」だったようで・・・違和感感じながら寝ぼけて書いてました(^_^;))
秋子の行動は毎日判で押したように正確で模範的な大学生であったが、ボギーがクラブの報告書の内容を秋子に話すと、彼女はそれは本当の私ではないと言う・・・・自首をしてきた秋子は、つい先日会った同じ女性とは思えないほどけばけばしい格好をしていた。
秋子は若松は恋人だと言うが、若松と会ったのはその日が初めてで、さらに捜査の結果、秋子の容疑事実はなく釈放される。
ところが、探偵クラブの団長・春美が事件に興味を持ち、警察とは別に自分たちが犯人を逮捕すると意気込み、調査を始める。
一方、麻薬の売人だった若松を二人組の男が麻薬を奪おうと狙っていたことを突き止める・・・・。

ボギーと大場久美子さんのコラボ第二弾。
大場さん演じる平凡な女子大生が突如派手な生活に身を置き、事件に巻き込まれてしまいます。
さらに、事件捜査に興味深々の探偵クラブも絡み、事件自体は危険ながらも、かなり掻き乱された感じになります(^_^;)
いつもは暴走気味のボギーが大人に見えるぐらい(^_^;)
ゲストの美木さんは今回生き返り(^_^;)、七曲署巡査であります。
金子裕さんのトシさん編以外では初の執筆作であります。

第578話 58.11.25 一係皆殺し! (ブルース・チーム)

ゲスト:中西良太
 江角英明 梨本謙次郎 谷村好一
 長谷建志 若尾義昭 立花愛子 加地健太郎 柿木恵至 星野晃 二家本辰己

脚本:古内一成 小川英
監督:山本迪夫

暴力団・竜神会系の商事会社での3億円相当の覚醒剤取引の現場を取り押さえ、ブツも押収した一係。
その現場から唯一ちょっとしたスキに逃走したチンピラ・健夫がブルースをひき殺そうと車で狙ってきたが難を逃れる。
数日後、ボギーが狙撃され重傷を負う。
その現場にいたブルースは犯人を追いかけてみると、ライフルを持った健夫が居たが、健夫の弟分・治の加勢で二人はブルースに向かってきたが、健夫だけに逃げられる。
どうやら健夫は大量の覚醒剤を一係に押収されたのは自分の責任と感じ、一係に復讐を計ろうしているらしい。
商事会社の上松社長は計算高い男で、恨みで警察に挑むようなことは考えられなかった。
そんな時、一係に爆弾が持ち込まれ、トシさんがその爆弾処理の際負傷し病院に担ぎ込まれる。
さらに、健夫の仲間のサブからの情報で隠れ家に案内されたドックとブルースにも爆弾トラップが仕掛けられ、危うく難を逃れた。
山さんは一連の犯行がとても健夫個人の手におえるものとは思えず、内偵を続けていた・・・・。

久々のハードアクション編。
ブルースの格闘、カーアクション、狙われる一係メンバーと、見どころはかなりあります。
さらに中西さんが熱演する男気男・健夫の危うさもそのアクティブな展開に輪をかけます。
自動車事業部諸兄には、「刑事・山さん」からのクラウンに続き、セリカGT-TRが投入されるのも見逃せない点かと。
事件的にも当初はチンピラの復讐に見えたものの実は・・・という展開になり、最終的には寂しいクライマックスに・・・。
この後、テンション的にアゲアゲ(古。。)状態になるブルース登場編の切っ掛けみたいな作品であります。


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