幌尻岳に登るに当たってまず必要なのは、ウェーディングシューズと大きなザックの入手である。
前者は釣具店などを当たってみたのだが、カナリのお値段である。多分履くのは一回だけだろうから、その値段で買うのはちょっと躊躇された。そこでネットオークションを当たってみると、26.5㎝のものが3,500円で出品されているのを見つけた。ちょっと大きいが、1回しか履かないからいいだろうと思い、すぐに落札した。
後者は行きつけのアウトドア用品の店で購入した。60リットルのザックは背負ったこともないので、店員に尋ねて背負い方などをよく教えてもらって購入した。(実際山中で言われたとおり背負ってみると、重さはさほど気にならなかった)
次に行ったのは、幌尻岳の山行記録をネットで手当たり次第読むことである。特に渡渉に関しては、写真の掲載されているものを根気よく探して見た。どうやらガイドブックに書いてあるとおり、雨が降らなければ、一番深くても足の付け根くらいまでしか来ないようだ。水が少なければ、膝程度で済むという。実際に渡渉している写真もたくさん見て、おばさま方や小学生もちゃんと渡渉できていることがわかった。あとは雨が降らないことを祈るばかりであった。
日程は、北海道に着いたらそのまま平取に向かい、その足で登り始め、昼過ぎに幌尻山荘に到着して1泊、翌日は早朝から登り始め、昼までには幌尻山荘に下山して昼食、額平川と林道を下って夢民村YH泊、ということに決めた。雨が降った場合は、幌尻岳は後回しにして、中札内芸術村経由でゆわんと村直行、ということにした。そして、体を休めるために、フェリーでは初めてS寝台という個室寝台を取った。
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