1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
~ 楽しく模型をつくりましょう ~

ストレーナーの効果

2013年02月16日 | ケミカル&ツール
一見綺麗に見える塗料。

実は、ブツ、埃が混じっています。


少し保管の時間が長くなると、溶剤だけ揮発して、底に顔料がダマになって溜まる。
蓋には、塗料が付着して乾燥しバリとして塗料に混じる。
単純に、空気中の埃が混入する・・・
などです。

今回、色色で色混ぜした塗料を濾してみました。

画像の通り、ストレーナーの底に異物が残りました。
想像では、上記の内容でしょう、埃ではなくて、ブツやバリです。

いくら撹拌しても、これらはなかなか溶解してくれません。

そのままブラシで塗装したら、ブツが飛び出して塗装面を汚すトラブルになります。

ストレーナーで濾すことで、こんなトラブルも減ります。
しかしすり抜ける異物までは防げないので、ストレーナーの番手で調整となります。

まぁそこまで神経質にならなくて良いと思います。

でも、完璧にするなら、サフから濾す必要があります。
勿体ないので、カラーとクリアーだけにしておりますが・・・

塗装時に、ペーパーで修正しながらの面倒さは激減するので、少しコストが掛かっても効果を考えると、模型であってもストレーナーはかなり有効です。