豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

専用断熱材の性能と…北斗市

2020-08-14 15:27:53 | ファース本部

ファース工法は、幾つもの専用部材で構成されています。

普通の建材では充分に成し得ない性能を出すため、特別に研究開発しました。

断熱材は樹脂スプレー発泡方式ですが、30年前に日本で初めて私が公的認定を受けました。

 

独立気泡率を96%(スポンジが0%)まで高め、湿気を通さず4%で木材を呼吸させます。

樹脂スプレー発泡断熱材(専用部材名エアクララ)は可燃物ですので、特殊なファイヤーストッパー(特許)が取り付けられます。密着強度が極め高く躯体をシームレス状に包みます。

 

性能が時間とともに劣化しないような処方をしており、30年前、20年前、10年前のファース工法の家の「気密測定」を行ってもサッシのビート硬化で微小漏気しかありません。

ファースの家は転がしても壊れないくらいの強度を持っており実際、過去の阪神震災、秋田沖地震、中越沖地震などの直撃にも構造体に損傷は一棟もありませんでした。

 

これは硬質ウレタンを薄くスプレー発泡させると表面にスキン層が出来ますが、このスキン層を何枚も重ね合わせるような施工を行います。(写真はエアクララ施工現場)

発泡倍率を低くするため原液も多く使用し、手間も掛かるので費用も安価には出来ません。

このエアクララの外側に完全外断熱のファースボードを貼り付けます。

 

このエアクララとファースボードの熱伝導率が0.021kwですが、空気の0.020kwに迫る断熱性能があります。ファースボードは30㎜が標準ですが50㎜を使用する家もあります。

ファースボードで外断熱完璧にしてスプレー発泡で完全に気密性を確保しています。

ファース工法は、その他にサッシ、調湿材、空調機材などの専用部材で構成されております。

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お盆の13日とは…北斗市

2020-08-13 16:13:44 | ファース本部

今日は8月13日を「迎え盆」で先祖をお迎えする日なのです。

我家も1キロほど南の函館湾に近い菩提寺、曹洞宗 広徳寺にある父母などが眠る墓(写真)にお参りしてきました。

 

13日の「迎え盆」は、迎え火を灯して仏を迎えます。

いつもは親戚一同が墓参の後に自宅にある墓前を拝み、みんなで直会を行います。

今年はコロナを警戒して三々五々の墓参と墓前を済ませて行きました。

 

迎え盆で来られたご先祖が、帰って行くのを送るのが「送り盆」です。

地域や家族の習わしで遣り方は異なりますが、灯篭流しなどがその一例なのでしょう。

有名な京都の大文字焼きも「送り火」のひとつだそうです。

 

お盆は今に生きる私達と亡くなった家族と触れ合うのが習わしで、故郷に戻った旧友や親戚縁者とも再開できる楽しみでもあります。

私達は、必ず休みになる13日のお盆まで、研究開発等を遣り遂げるのを目標にします。

 

「#ファース工法」も幾つかのお盆を迎えながらハード研究を積み重ねてきました。

今日は、密集を防ぐため妻の計らいで時間をずらし、親戚縁者と合う事ができました。

本州は猛暑日となったお盆ですが、北海道北斗市も珍しく29度の気温となりました。

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茅葺屋根の家がファース工法のルーツ…北斗市

2020-08-12 16:07:35 | ファース本部

家づくりでは冬暖かく、夏涼しく過ごしたいと誰もが思う事です。

そのため気密性が高く、断熱材を多く入れた高断熱、高密住宅性能が普及しました。

ところがその高気密、高断熱性能と反比例するように家の寿命が短くなるのです。

 

昔は100年寿命が当たり前の家屋が30年前後で壊されてしまうのです。

決して30年で家が朽ち果てるのでなく、住む人が叩き壊しているのが実情です。

無造作な断熱気密は、一気に性能劣化して住むに堪えなくなった結果とも云えます。

 

今日は本州で35度を超える猛暑日となり、世界遺産の岐阜県白川郷(写真)も内陸にあり、外気温が高くなっています。ところが白川郷の茅葺屋根の家に入れば涼しく感じます。

私は家づくりの研究で昔の家屋と人の暮らを調べた結果、茅葺屋根に行き着きました。

 

茅葺屋根は梅雨に大量の雨水を抱え、暑い夏にこの水分を蒸発させ家の中を涼しくします。真冬は屋根に抱えた雪の解けた水で乾燥を防ぎ、人の身体から体温を奪うのを防ぎます。

先人達は、高気密・高断熱にしないでも夏涼しく、冬暖かく過ごす匠を見出したのです。

 

茅葺屋根の家では、天井から吊った棒の先に鍋を下げてお湯を沸かし炊事をします。

家族は、囲炉裏端に卓袱台を持ち込み、薪が燃える赤い炎で顔を赤く染めながら飯を食い、勉強をし、親から薪運びを命令されます。

 

この囲炉裏端で叱られ、喧嘩し、仲直りの仕方を覚え、爺さん婆さんの昔話を聞き、父や母から自然の生活から躾けされ、家族が一緒に喜びや悲しみを分かち合ったのでしょう。

私達のファースの家は、先人達が培った茅葺(写真)の思想にいつまでも拘って行きます。

ファース工法の湿度管理の発想は、この茅葺屋根の家がルーツなのです。

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半沢直樹が面白い…北斗市

2020-08-11 15:34:52 | ファース本部

私はサラリーマン経験がないので実際の企業で働く人々の悲哀を知りません。

それでもサラリーマンになったら出世して昇格、昇給しようと思うのが当然でしょう。

そのような出世欲のないヒトは、活力ある良い仕事を期待できないと思われます。

 

半沢直樹のドラマに出て来るサラリーマンの出世争いは、時代劇映画の「善が栄えて悪が滅びる」との筋書きが見えてきます。

「やられたらやり返す」それも「100倍返し」です。

 

大手銀行の内部抗争が舞台となっていますが、組織で生きて行く事も、私達会社経営者の厳しさと質の異なりこそあれ、生き抜くリアリティーは同等に感じました。

下町ロケット、陸王、ノーサイドゲームなどを描いた池井戸潤の作品ですが、半沢直樹は、一味二味も面白さの質が異なる気がします。

 

「私は失敗しないので」の『ドクターX』も、半沢直樹同様に最後は必ず視聴者に満足感を与えて終わるのも人気のひとつだと思われます。

半沢直樹の視聴率は今年度トップになったそうですが、解る気がします。

 

今のコロナウイルス禍では自粛での在宅勤務、出張禁止などストレスが増幅しています。

私達の企業環境の先行きにもはっきりとした見通しはたっていません。

この半沢直樹の撮影もコロナの影響で3カ月も遅れたと聴きます。

 

しかし為せば成ることを示した「半沢直樹現象」です。

私達「#ファース・グループ」も為せば成る半沢直樹を後追いしましょう。

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国家ランキング色々…北斗市

2020-08-10 14:56:09 | ファース本部

CNNの調べで米国のランキング調査専門メディア「USニューズ&ワールド・レポート」は、世界中の約2万人を対象に「2020年最高の国家(2020 Best Countries)」を尋ねるアンケート調査を実施した結果を発表しました。

その結果は、スイスが対象73カ国で1位になった。スイスは4年連続で首位を守っている。

ちなみに2位はカナダ、3位は日本、ドイツ、オーストラリア、英国、米国、スウェーデン、オランダ、ノルウェーがトップ10にランクインした。

隣国の韓国は、前年から2ランクアップしての20位だったと伝えています。

 

また、ビザ(査証)なしで入国できる国として世界各国のパスポート(旅券)を比較したランキングの最新版では、8月8日時点で我国日本が単独トップとなっています。

このランキングは英国の調査会社や、航空運輸業界団体の国際航空運送協会(IATA)のデータを基にまとめて随時更新しています。

 

パスポートランキングは、199の国のパスポートを対象に、227の国の渡航先にビザなし、または到着ビザ制度を調べ、その数を各国のスコアとしているそうです。

2020年代初のランキングで首位となった日本スコアは192、2位190のシンガポール、3位に韓国とドイツが189で並んだそうです。

 

4位以下は欧州の国々で188のイタリア、フィンランド、187にスペイン、ルクセンブルク、デンマーク、186のスウェーデン、フランスとなっています。

行きたい国ランキングでは、1位タイ、2位ドイツ、3位トルコ、4位英国、5位メキシコ、6位イタリア、7位中国、8位米国、9位スペイン、10位フランス、そして気になる日本は14位だそうです。

 

この調査では、既に日本を訪れた人もおり、14位は「また行きたい」という意味です。

私の「#ファース」創造力は、旅行から湧きますがコロナ禍の過ぎ去るまで自重します。

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気品と雰囲気…北斗市

2020-08-09 14:33:16 | ファース本部

女性に好感の持たれる男性の要件としては、清潔感があることだそうです。

気品、品性などはその人のパーソナリティから発生しているのでしょう。

付け焼刃での気品や品格は、困難だと思われます。

 

写真は先般、東京駅八重洲口付近の喫茶店でのコーヒーです。

どことなく雰囲気が漂い、品格と品性を感じます。

この喫茶店は、内部環境にも気品漂う清潔感がありました。

 

パソコンを開いて仕事をするには惜しい気のする雰囲気でした。

何人かのお客様がパソコンを開いており、パソコン用の電源コンセントがありました。

心置きなくパソコンでの作業が出来ました。

 

この喫茶店を利用する人たちに共通している事は、清潔感があり、誰もが喋らず、コーヒーか紅茶の飲み物だけで食事をする人はいませんでした。

したがってスプーンが食器にあたる音もせず、この雰囲気は貴重です。

 

ちなみにコーヒーの値段は1,100円ですが、午後4時の時間帯で約60席の席数は、約半分が埋まっておりました。

さて今日は原稿執筆や「#ファース工法」のレポートを書いていましたが、これから現場を見てきます。

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藝術(アート)を語る時…北斗市

2020-08-08 15:02:55 | ファース本部

昨夜は上磯中学校吹奏楽倶楽部・第4回NJBサマーコンサートに上磯中学校同窓会会長と招待され、演奏を堪能させて頂きました。

本来は、総ての方々に聴いて頂きたい素晴らしいコンサートでしたが、新型コロナウイルス感染防止のため、出場者の保護者さんなどに限定して開催されました。

 

全国各地を仕事で訪問する機会が多いのですが、部活で吹奏楽をやっているお子さんの親御さんの多くは、上磯中学校吹奏楽部の存在を知っています。

5年連続全国大会に出場、しかも金賞を授賞しているのです。

 

音楽や絵画、演劇や彫刻などのアートは、無くとも生き死に影響を与えません。

しかしアートの無い社会とは、無機質で生きる気概の薄い社会環境になると思われます。

昨日のコンサートでは北斗市市長の池田達雄さんから「北斗を音楽アートの街」にするとのスピーチがありました。モノづくりと異なり、アートには生産性が問われます。

 

それでも市政トップの池田市長や永田裕教育長もアート育成に尽力すると断言しています。

藝術とは「他人と分ち合えるような美的な物体、環境、経験をつくりだす人間の創造活動、あるいはその活動による成果」との理屈がつきます。

 

理屈をつければそうなるのでしょうが、練習を通じて分かち合い連帯が生まれ社会性が身につくのでしょう。そして聴く人々に感動と気概を与えるのです。

私の長男は東京都四谷三丁目で綜合藝術喫茶「茶会記」を経営しています。

 

昨夜は茶会記でジャズサックス奏者の坂田明さんのイベントがあったようです。(写真)

コンサート会場をいっぱいにする実力者の坂田明さんです。

私と同じ年齢でもあり、茶会記でお会いすると芸術談議でつい長話になることがあります。

 

私達の「#ファース工法」は、住む人を優しく心地よく包み込むハード研究の結果です。

そこにも芸術的な感性がなければ真に良い家づくりは出来ないようにも感じました。

 

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幸せは創造しなければ…函館市~北斗市

2020-08-07 16:44:13 | ファース本部

家があり、お金もあり、友達も家族もいると幸せ真最中と思えます。

私が50年前に東京で起業した際は、明日に食べる飯の費用を稼ぐに汲々としていました。

仲間と一緒にお腹いっぱい飯を喰う事が出来ればどんなに幸せだろうと思ったものです。

懸命に働き、飯を多く喰えるようになっても特別な幸福感に浸ることはありませんでした。

 

起業し会社をつくれば、仕事繰り、ヒト繰り、資金繰りに奔走することになります。

この総てが整ったとしても決して幸せ感を感じることもありません。

仕事の中身に関し、下請けから元請けになろうと藻掻き苦しむことになります。

 

元請業者になるため帰郷し、次々と仕事も受注できたのですが、満足感、幸福度合いが増す事もありません。自分がつくり出す家に対して充実感を覚えません。

外観や内観が素晴らしく、他人から高く評価されても気持ちの中に燻ぶりがあります。

 

住む人の幸せを包み込むには、住まい空間の温度、湿度などのクオリティが必要なことに気付きます。そこから温熱環境の研究開発を行いました。

それから10年、日本で初めてと云われる「全館輻射熱冷暖房」のファース工法が出来上がりました。それが決して最終段階ではありませんでした。

 

お金を掛ければどのような家づくりも可能です。

お施主様に負担を掛けず、住んでから満足する住宅システムを構築しようとするとその研究は永遠に続く事になります。

 

現在は、全国に200社近い仲間の工務店さま(クライアント)がおり、北海道から沖縄まで私の開発した「#ファース工法」の家づくりがなされています。

その恩返しは、更に新技術を加えて行く事が使命でもあり、幸せづくりを創造して行くモノに気付いたしだいです。

写真は以前に機内から撮った富士山ですが、この山を眺められる事に幸せを感じます。

 

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工務店営業で話を聴けることの大切さ

2020-08-06 17:42:24 | ファース本部

お施主さまにとっての家づくりは、人生の集大成的な要素の大事業となります。

その人生の一部とも云える家づくりを流れ作業にしてはいけません。

お施主さまの夢や構想の総てを、家づくりで具現化できる事はとても難しいことです。

 

「夢や構想」等は、図表などで現すことが難しく、概念程度が限界なのでしょう。

例えば真冬の寒い時など、家中の気温差を気にせずに動き回り、家族間のコミュニケーションをはかりたいとする構想があれば、断熱などの温熱環境に十分な配慮が必要です。

 

技術力の高い工務店経営者は、その技術をユーザーに伝えたく、つい口数が多くなります。

地域工務店の多くは、経営者自らが営業、設計、現場管理、メンテナンスを行っています。

お施主さまの声を施工責任者が直に聴けて、それを現場に活かすことができるのです。

自らの持ち味を強調し過ぎ、お施主さまの話を聴く姿勢をなくする場合もあります。

工務店経営者の傾聴力は、お施主さまの感性やライフスタイルなどを把握できます。

 

お施主さまの夢や構想を家づくりで形にするには、それ相応のお金がかかります。

施主が夢や構想を、語れば語るほどそれを形にするために資金が掛かって行くのです。

出来る事と出来ない事を、誤解のないようしっかりと理解して頂くのも大切な仕事です。

それには、極めて高い傾聴力を必要といたします。

 

お金を貰って家を造った事のない学者の理論は、参考になりますが丸写しではいけません。

高名な先生の研究したマニュアル通りに家を造り、その竣工後にクレームがあった場合は、それは施工工務店の技量であり責任なのです。

 

傾聴力こそお施主様のニーズを掌握して企画書に盛り込むのは、工務店力でもあります。

さて今日は、急ぎの原稿執筆やご来社のお客様も多く忙しない一日でした。

そろそろこのパソコン(写真)を閉じる頃となりました。

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硬質ウレタンスプレー発泡断熱工法…北斗市

2020-08-05 17:35:48 | ファース本部

一般木造住宅の断熱材は、グラスウールで行う事が一般的です。

少なくとも当方がファース工法を創設するまでは、殆どの住宅にグラスウール断熱材が使用されておりました。また、当時の断熱基準もグラスウールが基軸となっていたのです。

 

私が平成元年に日本で最初にスプレー発泡断熱で、ファース工法が誕生させました。

このウレタンスプレー発泡断熱工法は、公的認定の交付まで5年の歳月が掛かりました。

可燃物のウレタンでシームレス状に木造住宅を包み込む事には、イメージだけでNGです。

 

それから毎年何回も東京都虎ノ門にある建設省(現国土交通省)の認定機関であるIBEC(住宅建築省エネルギー機構)に足を運びました。

最初は、申請書類を見ただけで受付すらして貰えませんでしたが、ときおりIBECの評価委員を務める、ある大学教授がIBEC主催の講演を聞く機会がありました。

 

その講演後にその先生に事情を話しました。

そしたらその先生は、直ぐに事務方の方に受付だけはさせてやると約束をして頂きました。

受付後には、早々たるメンバー11名の大学教授の審査会で説明する機会が回ってきました。

 

100ページに及ぶ申請書だけでは納得して貰えず、最後は先生方に現場を見て頂く事になり、

半年がかりで8棟のファースの家と施工後の家を見学や体感をして貰いました。

審査会での課題は、現場を見る事で納得され、平成5年4月に評定交付になりました。

 

現在は、メーカーのクラボウで特別にファース工法に処方した原液を、連結子会社の「クラボウケミカルワークス株式会社」がファース工法責任施工体制を確立しています。

今日は大阪からファース担当者の建材営業部次長の小林一隆さま(写真中)にご来社頂き、弊社の研究開発室(左が弊社室長の村上一人)と技術の擦り合わせを行いました。

 

私が平成5年に硬質ウレタンスプレー発泡断熱工法で評定交付されてから、数多の類似品が出回るようになりました。スプレー発泡断熱材は発泡倍率を幾らでも延ばせるので施工単価も千差万別です。

この度はクラボウさんの申請で、ファース責任施工の在り方を、BEC認定交付の最終段階に入り、その打ち合わせを行う事ができました。

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成長する会社とは…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2020-08-04 16:37:07 | ファース本部

従来に存在しなかったモノや思考などを企画して実践するには、とにかく情報を求めなければなりません。

私がファース工法を創設した34年前はインターネットが普及しておらず、図書館で調べ、現場に足を運んで目で見て肌で感じる事からないモノを思考したものです。

 

今やインターネットで地球の裏側の情報まで見る事ができます。

しかし、そこから全く存在しなかったモノを創り出すには、やはり肌感覚が必要になります。

直に関わっている人に直接話を聴き、モノを触って感じる事です。

それを怠慢すると次々に新しい技術が産まれ既存品は日ごとに陳腐化して行きます。

 

私達のファース工法も常に新しいイノベーションを追い求めており、昨日の法政大学の川久保教室の学生さん達とも、SDGsに関連した新情報の交換でした。

今日は創業100年になり、尚も成長し続ける大企業タキロンシーアイ株式会社の建材資材企画統括部・課長の磯永聖次さん(写真)と意見交換が出来ました。

 

タキロンシーアイの2019年の売り上げは1500億円で、まだまだ伸広のある経営環境です。

タキロンと云えば「セルロイド」の波型建材で一世を風靡しました。

そのセルロイドで企業基盤を構築、ビル建材や公共機関の建造物に多く採用されています。

高速道路の界壁版に使用される樹脂建材の殆どがタキロンシーアイ製だと云われます。

 

私は、タキロンシーアイの製品を一般住宅で活用できるかどうかに興味を持ちました。

紫外線や風雨にも極めて高い耐候性が認められ、高速道路などに採用されます。

タキロンシーアイ製品は、一般住宅にも充分に採用できそうな感触を得た会談でした。

大企業にして、「#イノベーション」を欠かさない姿勢は大いに学ぶところがあります。

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法政大学川久保研究室の学生さんと…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2020-08-03 21:36:54 | ファース本部

今日は、自宅のファース工法新築工事の打ち合わせを行い、昼のフライトで東京に移動してきました。

北斗市は新型コロナウイルス感染者ゼロ人を保持していますが、市長の池田達雄さん、はじめ市役所が一丸となって感染予防に徹底して務めています。

 

今日は、東京都内で用務をこなしたあとにファース本部東京事務所で、法政大学の川久保研究室の学生さん達とSDGs関連の打ち合わせを行う事が出来ました。

川久保俊准教授は若くして工学博士となりましたが、日本のSDGs普及推進のための情報発信と指導的な役割を果たしております。

 

ファース本部も川久保先生の進言でいち早くSDGs宣言工務店となり、外務省のホームページには地域工務店としては最初に掲載されました。

また川久保研究室では、我々の断熱住宅の健康保持に関する先進的な研究を行っています。

 

私達も星旦二先生や川久保先生の指導で「健康を維持する環境に関する研究」を開始しています。

このようなテーマで研究を行い私達の「ファースの家」も研究対象に入れて頂きました。

既に1000棟以上のファース工法の家にお住いのお施主様からアンケート調査を行い、787名の回答がありました。

 

現在は、前橋工科大学の三田村輝章先生と共同で、その回答者の中から日本各地のファースの家に居間、寝室、脱衣室、廊下の温湿度とエアコン電力消費量の計測を行っています。

ファース工法の家は家全体を輻射冷暖房、一定湿度を保有しており、その家に住むお施主様の健康状態も調査研究を行っております。

 

これもSDGsの3住まいの健康、7のクリーンエネルギー、9の技術革新、11の豊かな街、13の気象変動対策、17のパートナーシップに該当すると思っています。

今日はその辺の擦り合わせを行う事ができました。

 

写真はファース本部東京事務所です。今日は東京事務所に法政大学の川久保准教授と鎌田君、石田さん、池田さん、佐藤さん、横山君、弊社東京事務所の加治君と、時世代を担う若者たちが集まりました。

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イノベーション無くして成長もない…北斗市

2020-08-02 14:06:38 | ファース本部

一頃の冷戦時代とは、米国と旧ソ連との覇権争いでした。

一時は、米国のケネディ大統領とソ連のキューバ危機と云われる一発触発の戦争危機がありました。当時のソ連首相はニキータ・フルシチョフ氏でした。

 

ソ連は、アメリカの足元に位置するキューバを共産主義化する事を目的に、大量の軍艦をカリブ海に進行させました。キューバのあるカリブ海は、アメリカのふところの中のよう場所に位置するメキシコ湾の入り口側に位置します。写真はケネディとフルシチョフです。

 

ケネディ大統領の英断とフルシチョフ首相と戦争回避を誓いキューバ建国となりました。

ケネディとフルシチョフの「イノベーション在りき」の心情が英断に影響したのでしょう。

 

思想信条の自由は、どんな場合にも保証されるべきでしょう。

チャイナリスクと云いますが、香港情勢を見る付け中国共産党に発言の自由はありません。

アメリカのオバマ前大統領は、「チェンジ」を象徴的なフレーズで多用しました。

 

イスラム教徒の縁者持つオバマ大統領には、有色人種へのチェンジと同時に従前の既得権益まで改革する意味合いがあったように思われます。

オバマ大統領は現役の米国大統領として初めて広島原爆ドームに献花を行いました。

 

我国も与野党の枠を超えて遣るべきことはたくさんあるように思います。

まさに現在の新型コロナウイルス対策には、与党も野党もまったく関係ありません。

与党、野党の面子などは、国民に何の利益をもたらしません。

 

私達、「#ファース加盟工務店」経営者は、このようなコロナ禍の中でも、家づくりの在るべき姿を追い求めながら、精進して方々が多く存在します。

常にイノベーションを実践していると云う事です。

 

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私達の周りに必ず存在する製品づくり…北斗市

2020-08-01 16:06:15 | ファース本部

私達は、普段何気に吸っている空気を意識する事は殆どありません。

私は富士山に登頂したことがありますが、8合目あたりで高山病にかかり、激しい頭痛に苦しんだことがあります。高山病の要因は空気が薄くなると掛かる人もいます。

 

地上の酸素濃度は21%ですが、富士山山頂で13.5%、エベレスト山山頂で7%だそうです。

空気のような存在を普段、意識することはありますが、意識していない当たり前と思われているモノが身の回りに多くあります。

昨日は、総合素材メーカーの株式会社トクヤマ、前代表取締役会長(現相談役)の楠正夫さん達にご来社して頂きました。

 

トクヤマ株式会社は、売り上げ3500億円、連結決算子会社88社、社員数5600名、海外にも多くの出先を持つ大企業です。私達は88社の子会社1社であるエクセルシャノンの樹脂サッシを「#ファース工法」の専用部材として使い続けて来ました。

 

サッシや塩ビ管は解り易いのですが、皆さんが身にまとっている衣服の大部分にトクヤマが造った製品が2次加工、3次加工されて使用されています。

衣類の化繊、セメント、電話素材、電線被覆材、台所用品、調味料素材など空気のように有って当たり前のモノの多くがトクヤマで生産供給しております。

 

昨日は、楠会長に石灰岩を上手にシート状に加工した漆喰シートの紹介をして頂きました。

ファース開発者の私が新築する自宅の「ファースの家」に、漆喰を塗りたいと思っておりましたが、ヒビ割れメンテナンスが大変と敢え無く却下されていました。

ところが、この漆喰シートは塗った漆喰より漆喰効能が高く製造してあり、即時採用決定。ウイルス菌まで化学吸着する優れものだそうで、とてもタイムリーな提案でした。

 

写真は私の隣が楠正夫さん、後ろ右からエクセルシャノン札幌支店長の才田正康さん、シャノン本社本部長の濱田尚志さん、弊社社長の福地智、副社長の福地小枝子、それに最近エクセルシャノンから弊社に移籍して、福地建装の社員となった伊庭郁代志で、元上司との懇話会でもありました。

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