豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家と人の消費エネルギー…北斗市

2020-08-17 17:34:30 | ファース本部

私達の身体は、生きるために必要エネルギーとして寝ている時も平均約50kacl(43kw)の熱を放出しています。自動車や飛行機のように稼働させるために燃料を補給しますが、それが食物であり、その脂肪や蛋白質などの栄養分がエネルギーとして燃焼されます。

 

その消費エネルギーを体重換算すれば、時間当り43gの体重が減る事になります。

24時間エネルギーを摂らなければ、何の運動もせずに24×43=1032gと1kgの体重を減量する事になります。

 

私達の家づくりにおいては熱損失係数(Q値)という値があります。

Q値=1.0で床面積100㎡(約30坪)、内部温度20度、外気温0度の時、室温を20度にキープするには、1×100×20=2000wのエネルギーを必要となります。

 

2000wは2kwですが、電気ヒーターで温めると2kw×電気料金24円で48円です。

このまま1日24時間で1152円それを30日一ヶ月34560円にもなります。

エネルギー消費効率(APF)7.0のエアコンを用いると34560円÷7=4937円となります。

つまりQ値1.0の住宅では、全館20度に保持しての電気量が5000円弱と云う事です。

 

人体の体重だけ云うとご飯一杯では、約200kcal(172kw)のエネルギーを補給した事になりますが、これを燃焼させるには全速力で30分も走り続ける必要があります。

摂取したエネルギーを運動で燃焼させるのは、とても容易な事でありませんね。

自分のエネルギーの収支計算を念頭に入れてカロリー摂取の量を意識すべきでしょう。

 

私達ファース・グループ工務店が建築するファースの家は、家の中に溜め込んだ熱(日射熱取得量や生活発生熱など)と熱損失計算を住宅システムとして組み込んでおります。

日射熱を取得し過ぎれば暑くなり不足は、寒くなり家の熱収支も人間の体重と同じです。

写真は表紙が本州最南端の大隅半島の有馬工務店さん、中が北海道北見市の児玉建設さんの作品です。

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#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」「#フクチホーム

 

 

 

 

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