豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

オール電化住宅の進化度…札幌市内~丘珠空港~函館空港~北斗市

2010-06-10 18:18:00 | ファース本部
高い気密性の家では、強力な換気扇を回しても家屋内が負圧(真空状態)となり、ガスや石油の燃焼機材が使用できません。昭和60年、弊社福地建装は、家屋内のエネルギーの全てを電気だけで賄う、今で言う「オール電化住宅」を創りました。当時は、電化機器もままならず電力料金メニューも深夜電力制度だけで、相談を持ち込んだ電力会社も戸惑いを見せていました。

発電時に多大なエネルギーを必要とする電気エネルギーを暖房や給湯に使用するのは、贅沢過ぎて「けしからん」と業界から大バッシングを受けたものです。

その後、住宅や電気機器の性能がアップされ、利用し易い電力料金制度もダイナミックに改善されてきました。現在では北海道から沖縄までオール電化住宅が進んでいます。
電化住宅普及には、電力会社の都合でなくユーザーが活用し易い機材と電力料金システムが両立する必要があります。

今日は札幌市内でオール電化住宅の設備機器の研究開発、販売と保守、設置工事の全般を行っている株式会社エコテックさんを訪問しました。写真は社長の林 弘人さん(中)と専務の中畑 修さんと撮りました。エコテックさんも、主に深夜電力を活用する貯湯式や蓄熱タイプの機器開発と販売取り付け施工などを手掛けてきました。

この深夜電力需要が累積すると、やがて深夜電力制度そのものに限界が生じます。エコテックさんも次世代機器の開発にも取り組んでいます。
林社長さんや中畑専務さんとは目指す方向が同じで共同研究などを協力し合う事が出来そうです。
電化住宅の普及には、実に多くの人々が表裏となって関わっている事を再認識したしだいです。

全国的に真夏日や夏日の地域が多かったようですが、今日の札幌の気温は26℃、函館が17℃と函館が涼しいのです。
北斗市の本社に帰社しましたが自転車に乗った部活帰りの上磯中学校の生徒が、春の風を頬に受けながら子持ち良さそうに下校して行きました。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする