豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

座席や立つ位置での地位…函館~北斗市

2010-06-03 18:58:22 | ファース本部
北朝鮮で行う行事に参加する際の列席順序は、その力関係を示しており、社会主義国家の多くがそのような慣例になっているように思います。
日本も上座、下座と地位が高くなるほど着座する場所も高くなっていました。

会社の会議などでは、序列が社長、専務、常務、部長、課長などとなっているようです。日本では上客を床の間を背に座って戴く事が礼儀になっており、また来客を応接室に通す場合も入り口から遠い真ん中の席が上座となっているようです。

真ん中の席から左右が相互に地位順序で座り、一番入り口に近い場所に迎える側の地位の低い人が座る事になるのでしょう。これはほぼ全国共通の礼儀なので、そのようにしなければ無礼な対応を行ったと言う事になり後日、問題になった場合もあります。

立場が解って意見交換がスムーズになると言うメリットは無い訳ではありませんが、多くがこのような風習に否定的な意見が多いのも事実です。
上下の壁を作って発言がし難い、役職を確認する事の失礼などデメリットも多くあります。

ファース本部が行うイベントは、席順を全て当日、会場の入り口での籤引きで決めます。予め来賓席を籤席から抜いておく場合も多いようですが、私達は全てを籤引きが基本となっています。地位に関係なく人は人なのだという理屈に拘っているのですが…

イベントなどでは、肩書の壁を越えて上司は部下と、部下は上司と隣り合って着席する事で相互のロケーションが変わり、互いに新しい発見が多くあるものです。今日は終日、家庭裁判所で調停業務を行ってきましたが、裁判所も序列がはっきりしている役所です。

今日は朝から小雨模様の北斗市です。
写真は、会社の前の田んぼに春雨が小さな波紋をつくっている様子を撮りました。
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