豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

登る勢いと下る勢い…北斗市

2010-06-02 18:40:00 | ファース本部
水平線から朝日が昇って来る時の早さは、勇ましいくらいの勢いを感じるものです。
しかし水平線からはるか高く上がった太陽に特別な勢いを感じないものです。
また、夕日が沈む時は、アッと言う前に凄い早さで消えてゆきます。

今日突然の鳩山総理、小沢幹事長の辞任騒動は、夕日のスピードと同じでした。
鳩山政権がデビューした時のあの颯爽とした姿は、まさに日の出の勢いを感じたものです。
新政権は、出る時と沈む時だけが特別に注目され中身については評価されないものなのか。

私達国民が期待を込めた政権交代は、賢明な選択だったのでしょうか。
政権交代で見えなかった部分が浮き彫りになった事も多くあります。
確かに普天間問題は、沖縄の皆さんの心情を大きく傷つけてしまったようです。

この普天間問題で私達本土に住む住民は、改めて安全保障政策で沖縄の方々に過大な負担をかけていた事を再認識したはずです。誰よりも勢い良く昇り、誰よりも勢いよく沈んだ鳩山政権です。
ところが我国の抱えている財政、安全保障、教育福祉、地域格差などの問題は、鳩山さんの右往左往ぶりに真相が込められているようにも思います。

今回の鳩山小沢辞任劇では、国家国民一人一人が、日の出や夕日の勢いに惑わされる事なく、一朝一夕で解決できない問題を、感情や情緒性に引きずられない平場において今一度、真剣に深慮するよう促したのではないでしょうか。この半年間を無駄にしてはいけません。

総理交代劇で、景気浮揚施策や、私達の住宅行政などが振り回されない事を望みます。
写真は勢いよく沈む夕日の中を飛ぶ飛行機のネット画像です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする