豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

新幹線開通が津軽弁を汚染するのでは…盛岡~秋田県鹿角市~青森~木古内~北斗市

2010-06-17 17:57:36 | ファース本部
昭和39年の東京オリンピック開催に間に合うように開通した「夢の新幹線」は、今年末12月に本州最北端の青森市にまで到達します。
5年後にはいよいよ津軽海峡を潜り、北海道の新函館(北斗市)まで開通する予定です。
子供の頃は「夢」の新幹線と言ってまさにドリームでした。

東海道53次とも言うように、東京から大阪までは、53日間もかけて歩いた時代がありました。
今の新幹線なら2時間36分で行けるのですからまさに夢のような乗り物です。
飛行機に乗って空港間を飛んで移動するより、はるかにスピードアップとなります。

大都市間を結ぶ交通機関として様々な経済効果を高める事でしょう。
しかし、田舎の田舎らしさが、無くなってしまう事が大きな課題のように思えてなりません。

「ひと山越えたらそこは田舎だった」田舎には田舎の情緒や風習が残り、田舎で支え合って暮らす人々は、心の触れ合いが大きな拠り所でした。
そこを新幹線や高速道路が突き抜けて、田舎人の持つ情緒性を阻害してはいないでしょうか。

今日は岩手県盛岡から秋田県鹿角市を訪問後、青森駅まで移動して北斗市本社に帰社する強行軍でした。写真は、青森駅で撮った新幹線開通を祝う横断幕です。
東北新幹線の新青森駅は、旧青森駅のひとつ弘前よりの駅となります。

新幹線の開通で、私達が愛する青森や津軽独特の田舎らしさをそのまま、いつまでも保持できるかがとても気になります。東北地方の津軽弁は、日本の貴重な無形文化財のように思います。
新幹線の開通で、この愛する津軽弁が標準語に侵されてはならないと思うのですが…
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする