豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の温熱性能で大切な蓄熱容量とは…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2010-06-04 21:32:51 | ファース本部
家には、寒い時に寒さを防ぐ断熱性能や暖かさを保護する気密性能が求められます。夏の暑い時は、暑さを防ぐ事を目的とした断熱と更に太陽熱を跳ね返す遮熱性能などが必要と言えます。

断熱材、気密材の他に結露やカビ、ハウスダストから家族の健康を保持するためには、湿度を高過ぎず、低過ぎずに一定化する調湿性能も必要です。これに蓄熱性能が加わる事で総合的な温熱性能が確保されると言う事になるのでしょう。

家の内側に位置する木材、内装材、家具、建具などの部材は、全てが蓄熱材になります。
ファースの家は当初、蓄熱量の大きな砕石を床下に敷き込んでおりましたが砕石は、高温も低温も貯め込んでしまいます。

凍った砕石を入れると家屋内が極端に低温になります。また太陽熱を貯め込むと高温熱まで貯め込むため、注目して登場したのが「潜熱蓄熱材」です。
住友化学の関連会社の住化プラスティックと言う会社が、私達のニーズに合った蓄熱部材を製造して供給して戴いています。

冷房時の25℃前後の冷熱を程好く貯め込みます。同じく太陽熱や暖房熱の20℃から30℃前後までの熱を貯め込むように処方しております。当初の砕石から現在は、ファースの家の8割までが「タイトプレート」と言う潜熱蓄熱材に切り替わっています。

今日は、タイトプレートのメーカー、住化プラスティック㈱の住建機材部の部長、斉藤 修さんが東京から来社され、弊社研究開発室の村上と撮りました。斉藤さんは、潜熱蓄熱材での床暖房システムを供給するチームの部長さんです。

何気に見える家なのですが、機能ガラス、遮熱素材、劣化しない断熱材、隙間が出ない気密層、そして調湿材や蓄熱材など高度な技術力を濃縮して家づくりをしています。

今日は夕方の飛行機で東京に移動しました。日曜日まで東京に滞在します。
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