初受診後、データが出始め、病状経過がある程度見通しがたってから説明をします。
大雑把なところの説明は、よほど見立て違いで無ければ変化しません。特に、【予後不良=いずれ死ぬ、現状では根治への方法が無い】と言うことは。(死という言葉は重く、衝撃的なことですから、責任を回避するために乱発はしません)かなり長期の経過でもです。
瀕死の方の家族に対しての、死ぬかもしれないと短期的近末来の死亡予測は、病状が軽快すれば回避できますが、現在の医学では、治療法が確立されていません。ですから、いずれ死ぬことは避けられません、という説明は撤回できません。深く心にとどめていただきたいことです。