連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

激しく生きる

2007-08-17 12:00:25 | 血液専門医宇塚善郎

朝礼での院長宇塚善郎先生は、以前から”クックブック療法”批判していました。

病名は同じでも、人はそれぞれ個性的であるように、病状の個性は当然あるはずです。

個々人の変化を無視した”マニュアル"信奉、マニュアルに従っていることで”最善を尽くす努力を赦免”されている風潮を批判されています。

現状よりもっと良くという心意気で患者に向かっていることで激しく生きている

世界中の最新の知識を我が物として、最善の医療を行う意欲と努力

患者の医療に尽くすことで激しく生きているのだと。

セカンドオピニオンを求めてきた、某大病院で急性骨髄性白血病治療を受けている家族との会話から、クックブック治療が最善と思ってい診療している医者の実態を垣間聞き知った後で、

「クックブック=マニュアル信奉医療を行っている医者は、患者と共には生きていない!のを実感し、自分宇塚は、生死を戦っている患者とともに激しく生きているのだということを知った。」

と、話された。

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想定外を想定内にする努力

2007-08-12 11:10:37 | 健康・病気

健康に戻りたい という患者の願いに

応えるべく医師は、世界中の知識を我が物とし、自由自在に使いこなせるようになるために、患者と向き合っている診療時間の、何倍もの時間を費やしているはずである。これは、不断の努力、意志が必要だ!

人間の体は、本当に複雑で、そのうえ個人差もある。

人間が生きている環境は沓として定まらず、変幻自在で

記憶に新しい 中越沖地震の”柏崎原子力発電所のゆれ” は想定外

自然災害を未然に防ぐために、科学の力を進歩させ、解析の能力を備え

                           (→想定外を想定内にする努力)

大金を投じて、日常外の事態に備えた建築物とする。

構造改革の、日常の無駄を省くとは、対立する思考。

不測の事態に備える、危機管理マニュアルとは、

数年に一度、いや、数十年に一度、ある地域にとっては数百年に一度起きるか起きないかわからないことに、大金を投じること。(=想定内となっているから)

物品を備えればというのはまだ良い。

知識は、人間の記憶は、頻繁に使っていないと、忘却、すぐに思い出せない、頭脳となる。

いつもいつも、知っていることをただちに実行できる状況に置いておくことは神がかり的なこと。

医学知識が、今ありふれたことが、10年前、20年前は全く未知であったことが沢山ある。

医療裁判を見ていると、想定外を想定内にしてきた、医師、研究者の努力をせせら笑っているとしか思えない、今の知識で裁いている。

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検査法があっても特定することを拒否している健康保険!

2007-08-06 12:31:08 | 健康・病気

ノロウィルスの流行注意喚起が厚生省からあった。

ノロウィルスを特定する検査法は健康保険では認められない!

昨年11月頃ノロウィルス感染症騒動が起きたころは、検査は2週間以上必要であるPCR法。

頻発し流行がとりざたされてからは5日ほどで結果が出るEIA法で検査が可能になった。

いずれの検査法も健康保険では検査費用は払ってもらえない。

伝染性紅斑の流行について,

宮城県健康保険福祉部疾病・感染症対策室から、発生予防に後配慮いただきますようという呼びかけの書類がとどいた。

成人のパルボウィルスB19 陽性で純粋赤芽球勞になった患者の請求は却下された=病院側の負担となる。

感染症に対して医療機関は、特定し、適切な対応努力は保険適応疾患だけで良いのか?それだけで許されるのか?

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日本人の特色

2007-08-05 12:42:35 | 日記・エッセイ・コラム

思想主義がないのが思想:定見なし。

このことが生き残りをかけた時には強みになる。

宗教では、教義として禁じている食物がある。→タブーがない日本人は、食糧危機の時、精神的負い目もなく、可能な食材を口にできる。

信仰ある人にとって安息日を守れない24時間営業はもってのほかのはず。(数年前には、ヨーロッパでは土、日営業が大々的に報じられた。)

戦闘行為という労働も安息日を守らなければならない宗教人には精神的呵責を感じるのではないか。

朝は神棚に柏手を打ち、

昼には教会で誓いの言葉を述べ結婚式をあげる。

夕には、仏壇の前で一日の報告をする。

凝り固まらない柔軟さを持ち合わせた民族集団。

常日頃の生活習慣、主義が

非常事態でも崩さない倫理感を持ち合わせていたい。

生活信条として、大事にしている核となる倫理には反したくないが、それさえも考えたことがない無定見さに身を置きたいくはないので、

非常事態に対応している自分をときおりイメージしてみる。

災害救助のときのトリアージに耐えるためには、常日頃の訓練が必要なように。

ここまで生きてこられたことに感謝して、見捨てない人、見捨てないものはなんだろう?

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