連・断・続の部屋  

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海軍400時間の証言

2009-08-12 15:28:20 | 日記・エッセイ・コラム

原爆投下、8月15日の敗戦日というシリアスな月である8月は、NHKの特集番組で、個人と国のありようを見据えることを要求される。

8月9日から11日の3夜連続のNHK番組”海軍400時間の証言”は、3回にわたりそれぞれ

海軍なって国家なし

やましき沈黙

戦犯裁判 第2の戦争       という小見出しがついていた。

海軍軍令部に所属する、権力の中枢にいた人たちが、敗戦直後証拠隠滅し、戦後35年経過後、明らかにしたくない事実を仲間同士で秘密裏に話し合っていた内容であった。

特攻という、人そのものが兵器として使い捨て殺戮作戦を立案した権力者が、自己保身のために組織をあげて遂行した知能集団。

陸軍と異なり、海軍はA級戦犯者として裁かれた権力者はいない。戦後も、社会の中枢部として君臨した人たちといってもいいようだ。

あってはならない作戦をあえて反対せず、国民をいたずらにしに至らしめた集団が存在していた。そして、知られないよう協力し合い、生き抜いたという事実。

今の自民党政府も、政権に居続けることができないかもしれないと築いたときに、国民のご機嫌取り政策を始めたのを目の当たりにすると、保身に終始する人が権力中枢にいる日本の国民であるという寒々とした恐ろしさを実感した。

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