連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

食べ物と童話

2010-08-28 14:37:43 | 日記・エッセイ・コラム

今年は、教え子から思いがけず”中元”を贈られた。

講義外の出来事であるので、講義外の返礼をと考え

医食同源で、

食べることは生きるために必須な行為である。

食を管理する職業とは、生命、健康に関わること。

食べられることは幸せな行為。

それを表しているのは???

”赤毛のアン”が、記憶に残っているので、

食べ物を題材にした絵本を探しました。

宮沢賢治のレストラン;中野由貴 文 

宮沢賢治のお菓子な国;中野由貴 文 

ダヤンのスープ読本; 池田あきこ作 レシピつき

ムーミンママのお料理の本;ヤンソン作 レシピつき

 知っているメニューでも、お美味しくなりそうです。

まだまだありそうです。

料理と言葉のマジックを調味料としてほしいの願いを込め送りました。

お中元で、世界が拡がりました。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臓器移植;臓器の提供

2010-08-24 13:08:58 | 日記・エッセイ・コラム

最近、脳死者からの臓器提供が急増している。

今年の7月17日に臓器移植法が改正され、本人の意思表示が不明の場合は、家族(あえて遺族とは言いません)の同意があれば、

脳死者と判定後臓器が摘出され、

必要としている病人に提供されます。

家族の同意のみで良いとしてからの、

臓器移植が急増していることに違和感を感じています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特高(特別高等警察) と 冤罪

2010-08-19 11:05:05 | 日記・エッセイ・コラム

NHK夜9時のニュースで、今も身近に残る戦跡として、

(記憶が確かでないが)大阪府の警察の地下が特高の取調室

(警察で現在も使用中なので撮影不可と番組内で言っていた)

戦争終了4か月前に特高に配属になった、今も存命の方を紹介した。

敗戦直後、

証拠隠滅のために上司から命じられたが、

一通の廃棄しなかった手紙。

戦争批判をした、犯罪人として仕立て上げられ、

獄門を受ける羽目に至る過程を伝えなければという思いで

その差出人を探し続け、探し当て、その場所を訪問し、

家族のみに会え、差出人の安否を尋ね

獄門死 したという。

その手紙は、

声高に戦争反対を訴えられない当時に

食べるものにも困窮し、などなどを書き連ねてあるものだ。

戦意高揚気分を損なう内容とされ

戦争犯罪人として

責めあげられ、叩かれ、満身創痍で、国内で死亡した。リンチ殺人

冤罪へと連なる、警察の取り調べ構図と同じと感じてしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特攻隊 と 自爆テロ 2

2010-08-18 09:41:27 | 日記・エッセイ・コラム

”戦勝”のためにはと、

資源調達としては、廉価、無限と認識される、

状況変化に対応可能な精密兵器とされてしまう、

人間の命のあわれ、はかなさ。

美に感動し、いとおしむ命に、感涙したであろう

同じ人が、目的のために、

人間を無機物、兵器として扱う行為を企図する 恐ろしさ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特攻隊 と 自爆テロ

2010-08-17 13:44:47 | 日記・エッセイ・コラム

8月は、戦争特集番組が多く、違う視点が開ける機会が多い。

人間魚雷"回天”、 人間爆弾”桜花” を再度TVで目にし、

イスラム教徒 による 自爆テロ は、

日本でも、軍という規模で既に実行されていた! と再認識し、

戦いは、命を無視させてしまう。 と 

死に向かった病の一人を、必死に直そうと努力できる

今の空間をみつめた。

特攻で散り英霊と讃えられた、遺族の悲しみ、嘆きは

今の世の中で、病死、事故死の遺族の悲しみ嘆きと、

かわるものがあるだろうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒポクラテスと夏目漱石の言葉;朝礼から

2010-08-10 17:09:08 | 血液専門医宇塚善郎

医聖 といわれる ヒポクラテスの言葉

”」愛は人をいやす” 

いつも、愛に満ちて患者に対応しなければいけないと思うが・・・・・

 多忙、診療報酬の減額などで、

穏やかな気持ちを失う出来事が多い。

夏目漱石は、

”弱いと言ってはいけない。

人生は運命の中にある。

自らに接することで、困難に立ち向かおう”

と弟子に語っている。

弱い、弱い、ことを知っているからこそ出た言葉だろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

封印された原爆報告書;NHKスペシャル

2010-08-06 23:59:00 | 国際・政治

8月6日 65年前広島に原爆が投下された。 直後から、陸軍医務局による入市調査記録がされていたのは知っていた。

敗戦後、日本は、記録を進んで占領国、アメリカ合衆国に提供したという事実を本日の報道で初めて知った。

学校の爆心地からの距離と、登校していた児童数と死亡者数は、

原爆の殺傷能力の医学的記録=原爆の殺傷能力の軍事情報 

としてのみ把握され、利用されていた事実 は衝撃であった。

私も、研究者、医師として生活しているので、観察、記録というのは身に付いている。

しかし、人間の健康な生命のために行うものでなければならない と 自覚している。

その根底を揺るがす、敗戦後とはいえ、

日本国民のためではなく、

アメリカ側に提供するためだけの、被害調査だったとは!

731部隊などの非人道的生物実験に対する

敗戦国の媚、軍部の保身のための利用に終始したという事実。

どんな場合でも、人道的見地からのみ行動しなければならない!

しかし、状況によっては信念を忘れて行動する

ということを目の当たりにした報道であった。

非人道的行動をとったその後の自分をイメージすると耐えがたいので、

流されることなく、人道的行動をとりたいと

心がけることで自己規制を訓練したい。

児童の死亡数が、原爆の殺傷力、威力の証明として、

軍事力の計算にのみ利用されていたのは、

死者への冒涜、非人道的何と表現したらよいだろう。

軍人とは、そのような気持ちを持ち、

疑念もなく、非情な心を持ち合わせているのだな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする