連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

井上ひさし書;私家版 日本語文法 から;時制と体制

2010-09-23 11:38:09 | 日記・エッセイ・コラム

追悼 井上ひさし というコーナーから 購入した内の1冊が

私家版 日本語文法

学校の授業でならう文法とは、切り口が異なっている。

言葉は時代とともに変わる、変える。

”が”とか”は”とか、短い、助詞の変化で

自分の主張籠める手法は日常的だとおもうが、

”時制と体制”の段で、

権力者は時を支配する

権力者ではないが、印刷会社の 奇をてらった企画

(売れることを期待してだろうと思うがそうでないとすれば恐ろしい企画)

新聞紙見開き大の1世紀カレンダー。

眺めているうちに自殺者が出、井上ひさし氏も、人生のはかなさを感じ、その夜の仕事をやめ、うどんを食らって寝た という記述があった。

絵だけではない、

字も書きよう並べよう如何で、気分をかえてしまうことを再認識。

カレンダーが、気分を変える!

日めくりカレンダーは、

気分を明るくする孝養を持ったカレンダーかもしれないな。

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”適量”の生活;3000年前の遺跡から

2010-09-20 20:03:26 | 日記・エッセイ・コラム

NHKBShi” 世界遺産1万年の旅”は、紀元前3000年前後の、

日本は縄文時代の三内丸山遺跡、ペルーの聖地カラル.スーペ でした。

三内丸山遺跡は、白神山地の豊かな森の恩恵で存在

聖地カラル スーペは、今私たちが恩恵を受けている多様な植物の起源地。

両遺跡とも、食料は、すでに計画的栽培もはじまり、他国との交易をしのばせる品も発掘され、そして、戦闘の痕跡がないという。

三内丸山遺跡では、ポリオに罹患した20歳ぐらいまで成長した遺骨が発掘されていることを知りました。

食料生産量と人口規模から、分かち合い、助け合い、

装い、愛に満ちた共同社会で、

食料をとりつくさない計画生産による”適量の生活”を維持していたということに感動しました。

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多剤耐性菌所有者に対する対応はどうする?

2010-09-18 20:19:08 | 健康・病気

帝京大学医学部付属病院で発生した多剤耐性アシネトバクターの断続的連続発生判明後、マスコミに暴露後、警察は業務上過失致死罪の容疑で任意捜査を行ったという。その後、医師会など多数の警察介入は不当という声明後は、マスコミ報道は沈静化し、論調もやや変わったかのようでもある。

多剤耐性菌所有者は、もうかなりの数に上っているだろう。

今や、多剤耐性菌は、病院で新たに作り出されてから感染症を発生するというより、発端はすでに多剤耐性菌をいずこかでもらいうけて、感染症にかかりやすい体調不良、体力の低下で発症し、医療機関を受診する。起因菌判明までは、数日を要する。医療機関は、入院して治療にあたった後、多剤耐性菌であることが判明したらどうするか?どうできるか?

隔離スペースが無い施設はどうする? 退院させるか?退院させることができるか?

空気感染と異なり、多剤耐性菌のほとんどは、接触感染である。

ということは、患者の身体的自由を、患者のベッド上に限定させていただき、

患者ベッド周辺を、見えない壁(カーテンか?)で、隔離し、

出入りのの連続性を絶つことで対応可能とするしか、

医療側の法律レベルの安泰は得られないのではないか。

しかし、世間の目で、多剤耐性菌患者がいるという場合の

白眼視、風評被害の発生も無視できない。

教育的見地の解説報道(情報を提供するというマスコミの目的にも一致する)を、ゴシップ的事実報道と並行して、理解できるまで沢山報道するべきではないか。義務がある様にも思うが(提供スポンサーがつきにくいのだろうか?)。

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蛍の光

2010-09-17 11:41:52 | 食・レシピ

朝のNHKのテレビで”光が弱くなった蛍”について報道していた。

蛍の正当な餌は、”カワニナ”という巻貝。

蛍の光を弱めるのは、外来種の巻貝である”コモチカワツボ”を

たべるからというか 食べざるをえないから。

コモチカワツボは、ある時期 カワニナ と 区別がつきにくいのだそうです。

両種類の巻貝は、外見は似ても、含まれている成分は異なるために、

たった一度でも、食べてしまうと、光が弱くなるということでした。

オス蛍の光で、メス蛍は相手を選ぶ”子孫繁栄”という

生の連鎖が断ち切られる現象の発生です。

エイリアン(コモチカワツボ)の導入により”大きく光る蛍”増産計画が、

頓挫どころではなく個体の変化、絶滅をも招く結果をもたらした。

蛍のことと見過ごせない、恐怖に満ちた現象。

安い外国産の食糧。 同じ種類、同じような外観。

長年国産食料を食べてきた日本人にとって、

昔と同じ人間の体をつくる食料と信じきっていてよいのだろうか?

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感染症は撲滅できるか?

2010-09-11 14:39:07 | 健康・病気

撲滅できるものもある。

天然痘は、人類の熱意と知恵で撲滅された。

天然痘に続き、対策を講じて撲滅可能と考えられているのは、

  成人T細胞性白血病リンパ腫を発症する、HTLV-1 ウィルス。

  B型肝炎ウィルス感染症、C型肝炎ウィスル感染症 

母の感染を確認し、出産時から児に感染させない対策をとることにより可能。

感染症の一部が、撲滅可能と考えられているにすぎない。

AIDSは、強力な感染力を持ったウィルスと考えられなかったので、

蔓延阻止可能と考えたが、現実はそう容易いものではなかった。

話題になる耐性菌の出現は、細菌の棲む世界に人間も住み生存し、

感染にかかると、治療を行う。

治療行為が、薬剤の使用が、耐性菌を生み出す温床と言えるのだ。

細菌は、生存をかけて変化する⇒耐性菌の出現

多剤耐性菌の出現は、必然といってもよい。

多剤耐性菌に罹患しても、

悪化しない体力=免疫力の確保、体力の低下をきたさない生活を心がける。

   バランスの良い食事、

   疲労が蓄積しない活動

   そして7,8時間の適切な長さの睡眠  日々の養生が最良のこと

感染症を扱う施設は、アウトブレイクさせないために

  貪欲な知識欲

  情報に敏感、機敏な行動

  チームワークとしての監視体制

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多剤耐性 アシネトバクター感染

2010-09-10 06:39:55 | 健康・病気

MRIC by 医療ガバナンス学会 [kiji@medg.jp] から、メール配信されてくる記事で、

耐性菌が生まれるのは病院の責任ではない。医療機関叩きを止めよ!

厚生労働省 医系技官 木村盛世  さん 投稿の記事を転載します

医系技官の役割は、日本国民というmassの健康問題を考え、向上させることにあります。そのためには現場の医療機関の活動が不可欠です。権威を持つものは、それを社会の益に還元するためにその力を行使すべきです。そうでなければ、医系技官の存在理由自体が問われることになります。

 繰り返しますが、耐性菌が広がったからといって、「業務上過失」で公安が乗り込むこと自体おかしいのです。そして、厚労省がやらなければならないのは、世界中で最もお粗末なひとつと言われる、我が国の感染症サーベイランス体制を構築することと正確な情報開示こそがやるべき事であり、報告作成を強要し、現場の負担を増やすことではありません。”

国民の健康を守るためになすべきことを理解しているこの発言が、マスコミに取り上げられましすように。

でも、日本のマスコミは、この木村智世さんを、正しく評価していません。

新型インフルエンザのときがそうでした。

日本のマスコミは、国民の健康の根幹にかかわることも、医療の過失、刑罰という、単純な目につくゴシップ記事にして本質を報道しません。

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