連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

太極拳 掤勁(ポンケイ)とお点前

2018-01-30 16:53:38 | 日記・エッセイ・コラム

師匠の月釜担当に際しては、弟子が表の手前を担当せねばなりません。
お茶の稽古を始めたのは、2015年10月。まだ、3年も経っていません。
人前での恥は、最小限にしたい一念で、自分のお点前動作を再点検しています。

大変な、困難、難点は、居ずまい。
”これほど姿勢がゆがんだ人に出会ったことはない!”と言われた私。
全身膠原組織の炎症で、疼痛が極力少なく、かといって仕事もできる姿勢を続けているうちに、拘縮を伴った変形の結果の姿勢です。
15年間の太極拳のためにストレッチを続け、現在は、自分でも改善してきたと思えるレベルにはなってきました。
しかし、治そうと努力し、訓練した姿勢はとれるのですが、わずかな違いの動作でも、意図して反復していない動作は全くと言っていいほどできません。^
帛紗を裁く時の腕、肘の位置は、
太極拳の基本中の基本、掤勁(ポンケイ)と、同じと感じました。
座して行うには、これも太極拳の基本、虚領頂頸: 頭と頸、背骨に通じる立身中正。

左右均等に、骨盤を下せない内部拘縮を感じざるを得ません。
内部拘縮で時計回転している姿勢は、
右手で道具を扱い、左側に置く動作の多い、お点前の動作では、伸縮力の乏しい腕は、
手なり、ゆったり感とは程遠く、
背骨周囲も炎症の名残が強く、左半身は、特に頸肩から骨盤まで連なる硬い板が入っているような炎症後変化があるので、
ギシ、ガバッというという表現せざるをえにようなぎごちない動作の手前だろうなと、自分では確認できないながら思っています。
暦日としては4月1日まで、まだ2か月もあるますが、
ストレッチで修復できる期間は、たった2か月!
弛まず、歩め!と己を叱咤激励するしかありません。

2002年に太極拳を誘っていただかなかったら、正座どころか、今頃車いす生活だったかもしれません。
太極拳の先生は、高齢で教室が閉鎖され、時間的に通う太極拳教室がないのですが、
お茶のお点前に通じるので、自分で続け、
目標だった、検定2段、B級指導員を目指そう。

月釜に 備えんとして 居ずまいを 点検するに 古傷悟る
治りしが 痛みを避けた 姿勢にて 手なりの手前 程と遠かりし
月釜の 手前を前に あらためて 居まいに遠き わが身あるなり


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雪の朝

2018-01-23 09:03:23 | しのぶ
数日前から、大雪警戒をメディアが報道し続けた予想にたがわず、22日月曜日夕方から、首都圏の事故関連報道が増え、仙台でも夕刻から、絶えず雪が降り、積もってきた。
 翌日の出勤状況を想定しつつ就寝。

予想にたがわない積雪量。
予想外だったのは、玄関前が除雪されていたこと!
大震災後、引っ越してこられた家の若者のおかげです。

仙台血液疾患センターが、まだ存在していたときは、
雪の日は、院長を含め、総がかりで除雪しました。
玄関、玄関に通じる、車を降りて、歩くだろうと想定するあたりに範囲を拡げ、
広い駐車スペースだったので、太陽熱の恩恵をいただくための、ところどころのアスファルトの黒い地が見える除雪。

通勤距離も、徒歩15分圏だった!
今は、速足徒歩40分で、地下鉄の駅まで。それから約1時間。
診療受診に、必死な血液患者を見捨てるわけにはいかない。
後継者難で、仙台血液疾患センターは閉院止む無しとなったが、その系譜をつなぐ、私が存命中、気力、体力があるうちは、診療継続をして、見捨てるわけにはいかない。
いずれは、果てるとは思うが。
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季節の挨拶:年賀状

2018-01-19 10:01:00 | 健康・病気
見ず知らずではないけれど、
日々会うこともなくなった人とのつながりのとして、
季節の挨拶は、ありがたいきっかけを与えてくれると感じています。
年賀状、お中元、お歳暮。

昭和62年、東北大学第3内科血液グループ宇塚門下としての第1例目の骨髄移植の症例は、
数々の困難を乗り越え、
数年後就職成ってからは、季節ごとの挨拶があります。
無事に過ごされていたのですが、
30年目の年賀状には、脳梗塞を患いリハビリ中と!
原疾患での化学療法、頭部照射、移植前の全身照射の影響は、あるのかないのか?

将来の医療のために、因果関係を追求すべきか?など、
新たな課題が湧き上がった一言が、書き添えられた年賀状でした。
この先も、私が死ぬまで、年賀状を届けてほしい。
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