連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

若冲がきてくれました

2013-04-06 22:09:30 | アート・文化

東日本大震災の怒涛に流される家々は色を失い灰色の世界と映った衝撃的な映像の世界から、プライスご夫妻は、こころを鎮めるために、若冲の色彩豊かな四角いマス目と白い象さんが印象的な”生命のパラダイス”の前に座られて救われたという気持ちから、被災地には美しく明るい色を届けるのが支援になると思われたということから実現された、ありがたい展覧会です。

仙台ですから、ゆったりと思うように会場を何度もいきつもどりつしました。

タイトルは、これまたプライス氏が、未来を担う子供たちが理解できる漢字ではくということで、

内容が端的でわかりやすくなっていたのも楽しめた要因でした。

0405 

ガラス越しでなく。白い。白い象さん。豹、猿、馬、鳥、みんな一緒。

Photo_2 

直に会いまみえることが出来ました。ガラス戸こしではなく。

これも、プライスご夫妻のご提案。

ポストカードを映したので、ぜひぜひ、

生でたくさんの彩りあふれた若冲、そして、墨画の世界の若冲も。

蕭白、芦雪、など100点。


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新歌舞伎座 

2013-04-03 22:47:32 | アート・文化

4月2日 歌舞伎座が3年を要した新築を経て、開業

報道で、誇るべきに日本人と思った。それは、興行収入だけで持続してきたということ。

ミラノスカラ座は、50%以上

パリオペラ座は、50%弱の、国からの補助金で維持している。

しかし、日本の歌舞伎座は、興行収入のみで維持している!

補助を受けずに、興行収入だけで経営を続けていることこそが

自由に”民衆”の意向、力を反映できる芸能であり続けられる。

そのためになすべきことを!

世界に誇る歌舞伎座、傾く(かぶく)、

国の意思に左右されずに民衆の力で続けてきたんだ。

芸能には、馳せ参じまいることこそが、繁栄の礎。

しばらくは、東京詣ではお預けですが、

落ち着き軌道に乗った生活を取り戻したあかつきには。

ニュースの中継だけでも、あでやか、見栄あり、

松本幸四郎、弁慶の”延年の舞””飛び六法”  で締めてくれたNHKに感謝。

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