3月ごろまでは、看護師不足とは無縁だったのに、景気回復のためかは知らないが、大都市へ夫の転勤に伴って、かってない規模の看護師が離職した。個々しばらくは、中途離職者は伊豆、院内保育所の完備もあり、職場環境は良いので、補充は容易と思っていたが、応募に応じてくる人は転勤者の3分の1程度で会った。この異変はいったいと思っていたが、各大学病院で100人規模の看護師募集が平成18年中ごろから始まっていた影響をもろに受けたと今は理解してがら四苦八苦している。
大学病院の大募集は、4月の診療報酬改定で、入院患者に対する看護職員配置数に応して、より多くの報酬を得られる仕組みの強化に呼応した収入増加としての措置だろう。
従事看護師の新たな掘り起こしもせず、急激な変動を呼び起こした、今度の診療報酬の大改定は、医療の供給体制の不安定をもたらしただけではないのだろうか。
大都市圏への集中、大病院志向に拍車をかけて、どんな目的を達成しようとしているのだ?