連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

生命活動の活発な高温多湿なこの季節

2014-07-21 09:40:53 | 日記・エッセイ・コラム

草は、1日に10㎝も伸び、

樹木の葉は繁り、

太陽争奪戦は、

上へ上へ、高みを目指して伸びる、伸びる。

お気に入りの植物を元気よく生育させようとの努力は果てしもない戦いとなる。

20140721_081835_2 ヘクソカズラも笹も意図せざる植物

20140721_081934_2 ヤブカラシ(藪枯らし)太陽を独り占めする生育

昆虫は一斉に羽化し、飛び回る。

そして、次の命を育む。

光を目指して、どこへなりと入り込んでくる。

迷惑千万! しかし、しかし、

あらためて、世界は万物に平等で、

エネルギーを求める、生命の継承に微笑んでいると感じる。

人間は?20140720_0814271_2 食物を得るために、闘っています。

高齢者にも、変化が起きるようだ!

種の保存の意欲は、

所在ない気持ちの処し方は、

肉体の変化に戸惑いながら変容しなければなりませんね。

同級生同士が集まっているような高齢者の施設

人生のベテランの高齢者は

生(性)への欲求は、途絶えていず

人生途上の介護者は戸惑いも生じるようで。

40そこそこで紫の上が、

52歳で光の君が、身罷りし世とは異なり、

今は何とも難儀な世。

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PM2.5がおよぼす健康被害 喫煙環境では超超注意喚起

2014-07-17 10:46:10 | 健康・病気

PM2.5は重大な健康被害をもたらすと、認識を新たにした、昨年来の中国の大気汚染。

でも、離れた中国の大気汚染がなければぐらいの認識だったのが、

仙台市医師会の講演会で、

PM2.5と喫煙者のいる環境のデーターを突きつけられて、背筋が冷たくなった。

喫煙席の喫茶店で、700を超えているでーたー。

環境省の『注意喚起のための暫定的な指針』では、

一日の平均70超える,または1時間値 85 超えるときは、不要不急の外出を控えよ!

屋外の運動にも言及されている。その10倍近い値。

http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/attach/report20130227.pdf

居酒屋でも、

そして、非喫煙席でも、ヒトの移動があると、直ちに急上昇。

単なる席の区画では、喫煙被害はできないということは、”禁煙”講習会で良く認識していたが、

PM2.5の数値で示され、危険度認知が確実となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

環境省による「注意喚起のための暫定的な指針」[66]

 
 

暫定指針値

 
 

行動の目安

 
 

PM2.5

 
 

レベルI

 
 

日平均値70μg/m?以下(1日のなるべく早い時間帯のうちに左記の値に達する事を判断するための値として、1時間値85μg/m?以下)[ 15]

 
 

特に行動を制約する必要はないが、高感受性者(呼吸器疾患や循環器疾患を持つ人、小児、高齢者など)は健康への影響がみられる可能性があるため、体調の変化に注意する。

 
 

レベルII

 
 

日平均値70μg/m?超過(1日のなるべく早い時間帯のうちに左記の値に達する事を判断するための値として、1時間値85μg/m?超過)。

 
 

不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす。高感受性者は、体調に応じて、それ以外の人より慎重に行動することが望まれる。

 

 

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久しぶりの源氏物語

2014-07-11 06:30:35 | 本と歴史

牛に曳かれて善光寺詣で よろしく

友のエッセイにたびたび登場する源氏物語。

超有名である物語ということで、

中学から高校にかけて古文、現代語訳谷崎純一郎をよたよたしながら読破したが、

今回は、現代語訳、与謝野晶子、田辺聖子、瀬戸内寂聴と 同じ巻を、どれほどに違いがあるかとかと読み比べてみた。

長編を読みだすと、読破するまでは寸暇を惜しんで読書に没頭する悪癖を自覚していたので、夏休み以外は久しく避けていたのが、魔が差したとしか言いようがありませんでした。

読破するまで乗り越したびたび。仕事に支障はなかったのが幸い。

さてさて、若き日にあこがれた姫君は?男君は?

平安貴人は、恋はかけひきで、心を燃え上がらせる奇妙さに、驚き嘆息したことを思い出しなどしたが、

蹴落とされ、死別を味わい 年を経て 

たくましくもなり、あきらめ、忍び、

父の心情、わが身の上を重ね合わせられるからか など考えながら

今回、心ひかれたのは”椎本

特に、俗聖といわれている父 八宮が、姫君達に、出家を決意して語る場面。

”世の事として、ついの別れを、のがれぬ………

去りなむうしろの事しるべきにはあらねど、わが身ひとつにあらず、……

過ぎ給ひにし御面伏に、軽々しき心どもつかひ給うな。おぼろげのよすがならで、人の事にうちなびき、この山里をあくがれ給うな。……”

与謝野源氏では、

”人生は誰もいっしょにいつまでも生きていられれものではない。一度は皆別れるのだけれど………。

私一人のためではなく、死んだ母様の名のためにも軽々しいことは出来ないだろう。真心からではない男の表面だけの情けに欺かれてこの家を出てしまったりするようにはしないでおくがいい。………”

の訳となる。

今を生きる私にとっては、現代語訳はわかりやすく、読み進むのも早いが、

多くの作家、漫画家のこころを捉え、挑戦を決意させる、偉大なる長編小説などと思う。

読破した集中力を、完成させたい仕事に発揮できないわが身、心の有り様を嘆きながら、

黙々と一人でよくデーターをまとめていると自画自賛しながらも、完成遠い仕事を、

天上の人との約束を今年中には果たせますように と

決意を新たにさせてくれた、源氏物語は、心のひだの奥行豊かな物語でした。

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