通勤中の、エスカレーターで目にする”アートクリニック””。
何年前ぐらい前に、初めて目にしたときは、アートクリニックの生業は、絵画関連の施設かしらとの認識で、仔細に広告内容を確認し、産科、人工授精を主にした、産婦人科ということを認識するのにしばしの時が必要だった。
人生は短く、芸術は長いという、アートは、芸術という誤解に満ちた認識があり、
Art is long, life is shirt,
Vita brevis,ars longaという、ヒポクラテス(医術者)の箴言に出てくる一節からの引用なので、
arsは医術の習得には長くかかるなどと訂正されたりした。
その言葉理解の流れもあって、”アートクリニック”という、診療科の標ぼうの変化に、
”子は授かる”のではなく、意識的に子を創る時代になったのだとの思いを抱いた。
生命誕生、進化について科学的解析が進み、
人の意志で、生命誕生、体の改造を意識的に行える現実に、
自然の流れに身を任せたいなと、
古希という高齢に突入した自らの身体能力を鑑みて思うのです。