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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

お涅槃・・・って、どこでもそう言いますか?

2009-03-24 20:57:57 | ひとりごと
 明日はこの辺りの檀家の「お涅槃」である。本来お釈迦様の入滅の日なのだから2月15日が本当なのだろうか?一年に一度の法会なのだが、だいたい寺によって日が決まっている。もうすでに終わった寺もあるが、うちは明日である。
 大きな法会になるので、各お寺からお坊様がやってきて次々に読経する。新仏様から始まってご先祖様になるが、ご先祖様はお寺から遠い地域の人から始まって、近くへ。うちは父が新仏で家が近くなので、父を拝んで頂いてから、夕方祖父や祖母を拝んでいただくようになる。
 子供の頃は、法会なんて関係なく、出店がお祭りのようで楽しみだった。まあ、今も買い物することには変わりないのだが。ついつい大判焼きや花なんかを買ってしまう。昔はお店も多くて、くじ引きなんかもあった。
 自分たちの頃になると中に入って、読経を聞く。身内の名前と戒名を呼ばれるとお米やお金を投げる。
 昔神社で巫女さんのバイトをしていた友人が
 「賽銭箱のお米はお金と混ざって汚いから、食べずに鳥にやる。」
というのを聞いたことがあったが、このお寺の奥さんは
 「お米を捨てることは出来ないから、分けて綺麗に洗ってお供えに炊いている」
と言われていた。結構ブランド物を持っている奥さんだが、この話を聞いて当たり前のことなのだろうが感心した。
 キヨちゃんは明日は5時から起きて父の好きな山菜おこわを作るらしい。私はお花を買ってきて供えた。明日のお涅槃は今までと違う心持ちで行くことになる。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お涅槃 (マギー)
2009-03-24 23:11:53
「涅槃会」とか「常楽会」というのは聞いたことがありますが・・・
「お涅槃」では出店なども出て賑やかなんですね。
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マギー様 (すずしろ)
2009-03-25 22:14:07
出店と言っても、たこ焼き、大判焼き、あめ、花屋、おもちゃくらいです。昔はもっとお店も多かったのですが、子供も少なくなったので・・・。
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