家の中で一番元気なのは９２歳のキヨちゃんかも・・・。

　ここ数日春らしくと言うより厚いくらいの日が続いている。ピーカンの日は換気したり布団を干したりしたいのだが、現在花粉症マックスのくりりんがいるので、洗濯物も室内干しで、布団など以ての外だ。
　母屋の換気はくりりんには気の毒だがしているが、離れの私たちの部屋はしていない。とにかく桜が咲いてしまえば症状が治まるらしいので、それまでの辛抱だ。まあ何より換気できない私より、花粉症で目を腫らしながら屋外で接客しているくりりんの方が辛いわけで・・・。
　私は私で胃カメラを飲もうかと思うほど胃の調子が悪い状態で、そこに付け込まれての帯状疱疹。これがなかなか厄介だ。少しずつマシにはなっているので、衣類で擦れる感じもましになり、緩ければズボンも穿けるようになった。
　そう考えてみると、何だかんだやっぱりキヨちゃんが一番元気だ。後縦靭帯骨化症なんて特定疾患を患っているとは言われなければ分からないだろう。
　流石に昨日は一昨日の疲れが出たのか、
　「母ちゃん、今日は何もしたくない。」
と言い、炬燵で転がっていた。そんな日は何もしないに越したことは無いので、ゆっくりしてもらった。その間に、少し草取りをしたが、やっぱり１時間が限度だった。
　今日も午前中はキヨちゃんはゆっくりしていた。私はキヨちゃんの布団を干したり洗濯を干してから、賞味期限を少し過ぎた黒ゴマきな粉があったので、とりあえず蒸しパンに。

　　　　　

　それからお供えのリンゴをタルトタタンに。

　　　　　

　　　　　

　お昼をキヨちゃんと食べて、キヨちゃんは草取りを終えた畑の周辺に除草剤を撒きに行った。私は草取りの続きを今日も１時間だけ行って戻ってきた。
　同じにはいかない。私には私の体力がある。キヨちゃんを目指すには修行が足りぬ・・・。


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