すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

野趣のある思い出の味

2019-06-12 20:52:17 | ひとりごと
 今日、会社に「ユスラウメ」の差し入れがあった。とても懐かしく、皆でいただきながら思い出の山の味を語った。

     


 「ユスラウメ」も美味しいが、「グユミ」も美味しかった。ただ、これは少し皮に近い部分に渋みがあって、よく熟れた物を選んでいたっけ。

     


 「野イチゴ」は親戚のおばちゃんが、すごく沢山摘んで、萱の芯に通して首飾りみたいにして持ってきてくれた。甘くて贅沢な味だった。
 「桑の実」は口の中が紫になるからばれるのに、よく木登りして食べては叱られた。食べて良いはずのものなのに、怒られていたのは木登りが危険だったからだろうか?

     


 「アケビ」も山で採れたので(私は見つけられなかったけど、貰っては食べてた)、みんな食べていたらしい。今では道の駅なんかで売っていて、実の方で無くて皮の方を天ぷらにするとか???不思議だ。
 そう言えば、食用のお花とかではなく、山の中のお花でも食べられる物があって食べてたなあ・・・。山リンゴもちょっとかじったり。
 でも、皆感じている事は、昔あんなに美味しかったのに、今食べてみるとそうでもない、もっと言うと美味しくないことだ。
 美味しい物が溢れていて、舌が贅沢になったんだろうな・・・。
 ただ、懐かしい味はやっぱり懐かしくて良い。

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コメント (3)
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