すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

数十年ぶりの再会

2019-02-04 02:51:14 | うちのキヨちゃん
昨日、キヨちゃんを連れて山口ヘ行った。
一体いつから叔母に会ってないのか、キヨちゃんの記憶は曖昧で分からなかったが、私は全く叔母の記憶が無いので、数十年ぶりには違いないだろう。
と、言う事はお互い年寄りになり、会っても分からない可能性もあった。
そこで、叔母のご主人が白いハンカチを広げて、ホームで待ってくださると言う話になっていた。
しかし、そんな事は杞憂だった。何となれば、キヨちゃんそっくりな女性が待っていたからた。
「母ちゃん、叔母ちゃん。」
キヨちゃんに伝え、姿を確認すると、改札を抜ける前からキヨちゃんは泣いていた。
叔母も、
「あいやん(姉ちゃん)!」
と涙ぐんでいた。
初めて会うおじ様は、齢九十近いとは思えないカクシャクとした男前で、半時間の道程を自家用車で迎えに来てくれていた。
それから、叔母の家に。
二人の記憶を擦り合わせたら、どうやら当時高知にいた伯父(キヨちゃんの姉のご主人)が、繁藤災害で亡くなり、その法事の席以来と言うから、四十年以上昔の話である。いや、一周忌とかなら五十年近い。
返す返す、会わせて良かったと思った。
会ってからの姉妹の様子はまた。
コメント (3)
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