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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

お通夜

2011-08-01 21:23:03 | ひとりごと
 先日書いた同僚のお父様は、その日のうちにお亡くなりになった。亡くなったのが夜中だったので、今夜がお通夜だった。
 昨日今日と私は連休をいただいて、キヨちゃんの肥料を運んだり買い物したりしたが、彼女から電話があった。
 今まで一人で親を二人介護してきた。親戚ともあまり付き合いが無かったのか、いざ葬儀となると会葬礼をいくつ用意していいかから、不安だらけである。私の場合、父の関係者が多かったが、彼女の場合その辺は分からない。会社関係はどのくらいかだけ、参考までに言い、余れば返品できるので多めに用意してはと提案した。
 出来るだけささやかに身内だけで・・・との故人の遺言もあり、会社も参列は代表がまとめて香典を持っていくことにしたが、通夜には親しい友人は何人か行った。絶対・・・心細いはずだ。
 施設にいるお母様にはどうしても言えなかったと言う。ショックでお母様まで逝ってしまったら・・・と涙ぐんだ。でも、今後いつ伝えるかという課題が残った。
 私はキヨちゃんが精神的にきつい状態ではあったが、叔母やいとこが泊り込んでずっと世話をしてくれた。会社も当時の直属の上司が、有給も使って出来るだけ休んでやれと言ってくれたので、本当に皆に助けられて後の事ができた。
 それをたったひとりで・・・と考えると、切なくなる。どれほど心細く、不安だろう。仕事もそうは休めない部署だ。
 彼女をねぎらう人が、多くでなくて良いから、本当に彼女に声をかけてあげられる何人かが、いてあげられたらと思う。


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コメント (3)
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